武道としての太極拳はいかに使うか" /> 武道としての太極拳はいかに使うか | 呉式太極拳研究会

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武道としての太極拳はいかに使うか

2014年3月9日

 太極拳を武道にするべきかしないべきかの問題を論じること自体が非常に時間が勿体無くて、今日の様々な太極拳で当たり前のように健康は第一に主張していますが、武道だっと言っているのが全部の太極拳ではないことがネットで調べればわかります。少なくともこの国では太極拳全体が非常に弱い拳法であることが誰でも否定しないでしょうね。中華武術全体がキックボクシングの試合にでも出てタイトルを取ったことは聞いたこともまずないですね。まして、太極拳と言う中々強そうもない拳法なら太極拳を使って人に勝つことを論じること自体が非常に難しいです。そして、本場中国では五大流派の中でも、太極拳に関する理論がかなりの違いを見せていますし、そして何より世界中には少なくとも数十の太極拳小流派が存在しており、私はそれぞれの流派を我武者羅に修練していれば当然のように強くなることを信じたいですが、実際、太極拳が非常に即効性の良くない拳法であることはおそらくすべての流派も認めている為、太極拳は少なくとも近代社会と言う超忙しい生活様式の中では武道っぽい実力迄習得出来そうもないことは仕方がないことです。でも、私は一応、二人の師より武道である太極拳を長時間に渡り修練して参りましたので、自分の体験を少し皆さんと分かち合いたいと存じます。
 太極拳はまず、弱者との設定での武道になりますが、若い頃の私はいつものように師の子供達と力尽くで押し相撲のような推手をしていましたが、いつものように両師が叱ります。「無作法で押し合うな・・・」とか、とにかく両師は力で相手を勝つことは認めていなかったです。正直に自分達が師と推手をして師の手が体を触るといつになっても非常に柔らかくて我々には決して抵抗をしてくれなかったのです。特に馬師に力で言ってもいつも綿のように全身が柔らかくて力がどこにも入れないです。当然、このような模範があって自分達も柔軟路線を徹して参りましたが、今日に至るまで師馬岳梁程の太極勁を操られる馬師の子供や内弟子は一人もいません。勿論、私が言っている馬師の太極勁というものは馬師の80才を過ぎたところで一番ピーク時のことですので、50歳の自分は一応、まだ断念してはいませんが、師のような全身が柔らかくて、いかなる場合でも動きには角を見せない素晴らしい太極勁を習得することは至難の技であることは認めざろうをえないでしょう。そして、師はもう生きていませんし、師の指導を本当に出来るならばもう一度お願いしたいところです。馬師のような太極勁が優れている方と推手出来ると自分自身の太極勁も上がるはずですし、理論的に誤解を少しでも生じてしまえば太極勁習得にはかなり大きなダメージになりますね。ここで本当に痛感していることですが、太極拳を武道として使っていくとなると本当に一人の良き指導者が必要になります。
 そして、難しい太極勁なとは私もまだまだ修行の身であって詳しいことは説明出来ないですが、最も簡単な使い方をざっと説明しましょう。勿論、私は呉式という流派のことしか説明致しません。呉式太極拳は宋遠橋17世の影響もあって道教太極拳の哲学性と弱者論を最優先に守っています。私達の太極拳は虚と静と柔の三つのテーマを徹しており、推手練習時は互いに交代で押して押されてという練習を繰り返ししています。そして、出来る限り力を使わずにして互いに感覚を大切にして自分自身の問題を修正していくことを最優先にすることを教えております。勿論、のように太極勁を習得するには太極拳長拳の修練をも大切にしており、上級者になると厳密な気功修練もありかなり時間がかかることが要します。太極勁と言うと十三種類があって、それぞれ外的と内的で別れております。外的では、前進、後退、左顧、右眄、中定と四正四偶の八つの方向で成り立っています。内的では、粘、連、黏、随、不丢頂、?政、?髄、挤、按、採、挒、肘、靠の十三種類の内勁です。どの勁も簡単に習得出来るものではないですが、時間をかければ弱い人々も強い者に勝てることが約束されています。
 そして、結果的に申すとかつての強かった太極拳家がいずれ身体機能的に恵まれている人とは言えず後天的な修練で強い武道と健康を両方手に入れていました。習得方法は簡単のようで難しいです。毎日のように時間をかければ自然の習得しますね。これはどの武術も同じですが、太極拳は弱者というリスクを背負っている為、特に我武者羅に修練するしかないですね。そして、どなたでも力を使わずにして推手練習を続けていけば、自然反応のような武道が自然に身に付きます、当然、途端に使うことも可能ですね。
 太極拳は「松静反応」が一番の決め手です。瞬間に細かく相手に察知出来ない動きの制御していれば常に勝てると信じています。

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