3年3ヶ月の民主党政権が終了しました。長いようで短いようで…。わたくしは選挙権ないのでなんとも言えませんが、諸外国ではそれぞれ違う観点から政権再交代について発言されているようですね。
世界の政治学者達の中では、日本という国は一番社会主義に近いとの観点が根強いです。政治学的には資本主義が高度に発達すれば、社会主義に近い社会が自動的に出来てくるようです。でも現段階での日本社会は長引く不景気で高度成長期の日本と比べ、かなり足踏み状態にあるのは社会全体が認めています。ならば国全体の敷居を下げてでも徹底的に資本主義をやればよいのではないかと思います。資本主義は冷酷なもので国は国力を上げる為に国民生活を一々細かく考量しませんし、貧富の差も当然のように生じますが、でも、国力を上げるには多くの国が取ってきた手段は自由貿易であり、多くの可能性を国中で実践することです。でも、日本国の政治家の皆さんはTPPに参加するなら農家の生活はどうなるなど、いろいろな配慮をして国会でも議論することになります。このような素晴らしい政治家は他にいないと思いますね。現在、日本国は膨大な借金を抱えています。他の国でしたら全て国益優先で一部の国民のことなんか考慮しないはずですね。そして、多くの国民も国の借金は皆のものだとの観点も素晴らしいですよ。
現在、この国では多くの人が太極拳を練習しておりますが、私はこの国が大きな太極図に見えてきます。日本は中国古典哲学を継承し今日に至るまで太極拳的な運営法でやってきました。どの政党が政権を握っても運営能力があれば、きっと素晴らしい国を作り上げていくことと信じています。
この国全体が太極拳のような動きをしています。
呉式太極拳研究会師範 沈 剛 http://www.geocities.jp/goshikitaikyokuken/index.html
