旧 太極拳よもやま話 未分類

歩み寄りの大切さ

2013年7月12日

 中国功夫は太古の昔から足の引っ張り合うことで有名です。西洋のボクシングも戦う前に心理戦として互いに挑発しますが、負けたら素直に負けを認めて相手を称えるし、勝った側も相手に歩み寄り善意の抱擁をします。中国の場合は現在、正式にすべての武道を集めての異種格闘協議がなく、それぞれの商売の為には相手を何とか怪我してでも自分の強さをアピールしたいものです。時折、同じ流派の中でも兄弟喧嘩をします。実に悲しい話ですね。
 このわたくしも時々、共産党が中国を支配してから出来た競技太極拳のことを太極的症状効果があるか否かを天秤にかけることがありますが、特に批判するつもりはありません。競技太極拳は少なくともスポーツ的効果があるはずですね。わたくしは自分の太極拳がすべて正しいとも申し上げたことがないし、青年時代から陳式太極拳や楊式太極拳の先生のアドバイスに対しても常に傾聴しておりました。そもそも、この世に於いて人間がなしていることなんか完璧という言葉は存在していませんね。まして太極拳は弱者の拳法ですのでもともと人と争うようなものではないはずです。
 だが、現在世界中の競技太極拳を練習している方々ですが、その殆んどが伝統太極拳を少しでも理解しようとせず、本系の私達を雑草扱いしていることは事実です。勿論、私達はその方々を弾劾することを遠慮しております。何故かというと競技太極拳を練習している方は共産中国の体育委員会の強い洗脳に遭い、近代中国の文化破壊の犠牲者でありますね。実に可哀相です。
 孔子はこう申し上げていました:四海之内皆兄弟也。
 互いに推手が出来なくても握手でもしましょうよ。張三豊師が太極拳を悟っていなければ、皆様の24式もないですから・・・・・・。
 そうだ、昨日はわたくしが四方山話が魅力的になるにはどのようなことをすればよいなのかを一生懸命考えていましたが・・・・・・。
 でも、いつかFBの「いいね」をゼロになるような「四方山話」も書いてみたいものですね・・・・・・。

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