旧 太極拳よもやま話 未分類

呉式太極拳の初心者の為

2013年7月17日

 この頃、当研究会に於いても初心者が多く見え始めていますので、基本中の基本を再度確認させて頂きます。
 「開合」:これは体を一度伸ばしたら必ず一度元通りに戻るということです。開とは基本的に前傾と斜めの動作であり、体の全体が伸びるようになります。初心者の合では、体を自然に戻り休ませることを指します。通常では「座胯」という表現を使いますが、その意味合いは骨盤の上にかなりリラックスした上半身が自然に骨盤の載せるとのことです。一途に座り込む事ではありません。
 太極十六字:これは、「虚?鋲顶劲、涵胸拔背、松腰垂臀、?縄肩坠肘」です。これは流派関係なく共通しています。虚?鋲顶劲:首を伸ばすこと、頭を前へ倒さないこと、顎を引かず上げないことです。涵胸拔背:胸を出っ張らせないこと、背中を真っ直ぐにし縦に伸びることです。松腰垂臀:腰に力を入れないこと、お尻を出っ張らないことです。?縄肩坠肘:肩を上がらないこと、肘を横に開かないことです。
 太極拳練習時の体の高さ:呉式太極拳は元々、小架太極拳(歩幅の狭い太極拳)であり、極度の低い姿勢は必要がないです。それに初心者の方が極度の低い太極拳をすると息が乱れ易いので、大変危険です。
 太極拳練習時の呼吸:初心者の方は基本的に自然呼吸でお願いします。
 骨盤:呉式太極拳練習時、骨盤は基本的に八つの方向(東、西、南、北とそれぞれの斜め)を決めますが、これ以上の動きは腰で行われます。初心者の方は結果的に骨盤が腰に連れられて動いてしまったら問題ないですが、意図的に骨盤を動かすのは止めましょう。
 筋:初心者の第一任務は体の中の筋を伸ばすことです。その為には手を伸ばすべきところはなるべく真っ直ぐに伸ばしましょう。前傾姿勢の時は背中と後ろ足がなるべく一直線になるようにしましょう。
 初心者の方にとってこの位のことに注意を払って頂ければ幸いです。そして、もう一つ大事なことは毎日のように続けることです。毎日5分、10分の積み重ねが一番大事です。
 皆さん、頑張りましょう。

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