旧 太極拳よもやま話 未分類

人間の内面世界

2013年3月30日

 一見、太極拳とまったく無関係な話題です。
 太極という言葉は多くの太極拳修練者がお分かりのはずです。「太」とは、沢山やいろいろという意味合いがあり、「極」とは、出来事、物事を指します。太極拳が修練しようとしていることはまさに内面的な世界であります。
 私は人生の中で沢山のお医者様とお付き合いをして参りました。師馬岳梁は病理学の医者でもございました。他に内科、外科、放射線科・・・。歯医者の友達も多いです。医者の皆様は何故か一つの共通点があってとても不思議に思っていました。これは、どの医者も皆、内面的な精神世界はいっかりしています。私はほぼ全員に内面的管理について何度も訪ねてみた結果、彼らは人間の構造についてよく理解していることが精神的な強さに繋がっていることが判明したのです。色々な科の先生の話しによれば、人間というものの体がかなり脆いようです。ほんの少しの変化ですぐに壊れてしまうと医者の皆が異口同音で話してくれました。人間は自然界の中でも弱い部類に入ることも近年、いろいろなテレビ番組で取り上げられていますし、実生活の中でも人間は高いお金を払って医療保険を購入して迄よく病院にかかっていますね。
 本物の太極拳はまさに、この人間の内面的強さを鍛えようとします。太極拳の基本綱要で言っている十三勢、中定の大切さ、虚领顶劲、感觉、聴勁、問答、虚实への理解、量敌の技、知機、重心説、双重という病、舍己従人、鼓荡などはすべて人間の内面的においての精神的と機能的な強さを鍛えられます。基本拳や色々な武器は内面的強さを修練する手段であり、推手は内面的レベルのチェックになります。上級レベルになると毎日のように推手しなくても日に日に推手が上達出来ます。内面的の強さは一定のレベル迄達していたら人間性もかなり変わってきます。
 私位のレベルでは、この定規で図るとまだまだ、太極拳の中でのレベルがかなり低いかもしれませんね。もっと内面的強さを備わっていきたいです。

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