旧 太極拳よもやま話 未分類

様々な挑戦

2014年1月6日

 挑戦と言う言葉を使うと誰もが厳しいと言う言葉を連動してしまいますが、厳しいことに挑戦することで人々に感動を与えたり勇気づけたり、スポーツが持つ力はまさにこのようなものです。今年の東北楽天が被災地の人々にどれ程のプラス効果をもたらしたのでしょう。一般の方々もこのような挑戦し続ける英雄に絶えず応援します。数年前にサッカーワールドカップアジア予選で様々な原因により日本と北朝鮮の間に無観客試合が行われたのですが、日本のサポーターの皆様は現地へ行き、試合会場の外で和太鼓を敲いて応援していましたね。先進国の国民は大概勤労主義者ですが日本は先進国の中でも挑戦精神が際立っています。今では日本人サッカー選手が欧州ブッククラブでプレーすることは全然珍しくないが、相手世界トップクラブであるレアールマドリードを挑戦し続ける選手もいますね。挑戦はそれぞれの国民性によって違ってきますが、人類は現在のままではいけないとどこかでこのような欲望を感じることは太古の昔よりもあまり変わりがありませんでした。戦争もこれに近い感じでありましょう。
 太極修練も一つの挑戦と言えますが、この種の挑戦は他の分野と比べかなり楽であることは言うまでもありません。自然呼吸ですし、激しい動きもないですし、相手とのぶつかりで倒れることも殆どないです。(一部の推手で怪我をする話しもある)このような平和的な挑戦で自然と趣味や娯楽的な分野に変化する事自体は当たり前で特に非議に当たるものでもありません。どの民族も緩やかな挑戦をもしてみたいはずです。その代表的な種目はおそらく制定太極拳ではないでしょうか。制定拳に対する是々非々はさって置いて国民的スポーツと言う発想では人間的基本綱要にマッチしています。制定拳ではいずれ五輪種目として目指しているアジア諸国のプロの皆様も大変苦労されていることと存じておりますが、サッカーのように世界中の人々に愛されるようになる迄はあとどれ程の歳月がかかるのかは予測出来ませんし、日米で野球のようにプロリーグが出来る事もある程度時間がかかるのでしょう。当然のように私達(大連盟と比べればとるに過ぎないものだが)太極拳を携わっているすべての人間がこの分野で何を挑戦していくべきかを考えるべきだと思いませんでしょうか。
 当研究会はいくつのはっきりした目標を掲げております。
 一、健康の為:現在のところ腰痛症状が緩和されている方が数名います。他流派や気功術で「偏差」を起こしてしまう方々の校正は未完成ながら著しい回復を収めております。
 一、太極勁の修練:基本拳は言うまでもなく老若男女誰でも使える太極拳の「四両抜千斤」の元とも言える「太極勁」の修練も数多くの推手技法や「八門五歩十三勢」気功術などを通して練習を続けおり、太極拳しかない独特な護身術も取り入れています。
 一、精神力のアップ:精神力をアップさせる為に多くの方がこの研究会に集まっていると言っても過言ではありません。私達は人間関係を最優先にし互いに信頼関係を築きながら太極拳を修練しています。特に禅問答のような推手で太極拳本来の面白さが蘇り、健全な人間作りでそれぞれの生活にも良い影響を与えはじめていることは実感しております。
 その他も現在、色々と工夫し試行錯誤で検討しておりますが、新たな年で多くの方の飛躍を願いながら近代社会に相応しい太極拳教学を提供したいと存じます。
 といってもわたくしは太極研究会ではまだたったの二年生でございますが、昨今、「太極拳よもやま話し」がfacebookやツイターなどで多くの方々に愛読されており、この場で皆様の知恵いを借りたいと存じております。そして、「太極拳よもやま話し」の読者による投稿も引き続き募集しています。教室運営から太極理論に対する批判迄、何でも結構でございます。
 よもやま話しを国民的なブログ迄築き上げることはわたくしの夢です。多くの皆様の暖かいご支援とご鞭撻を乞い願い、これからも挑戦し続けます。

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