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言葉の重み

2014年1月25日

 先日は幾人のfacebook友達の間で何度もシェアされていたマザーテレサの言葉を何度も読み返ししてみたところ、言葉の大切さが身に滲みる程感じましたね。また、昨日は長い間私の日本語を教えてくだだってきた日本語文学の先生より、私の手紙の書き方が少々おかしいとの指摘も出ており、自分にとって外国語である日本語の難しさをあらためて知らされました。自分なりに反省したところではやはり瞬時に発する言葉や短時間で文書を完成する場合の判断力が日本生まれ日本育ちの方々と違うことがなんとなくわかりました。これはまさに先日のFBで知られていた「思考がいつか言葉になるから」繋がっている気が致します。私のように毎日のように長い時間で何も考えずに集中しなければならない者ならば、本当に思考の時間が必要であることは自分も二十代の終わりの頃から感じて参りましたが、怠ける性格のせいか自分の「意識の糾明」はじつはまだまだ足りないはずです。これは昨日に太極推手の四つの「間違い」を説明する時も痛い程感じました。適切な言葉が出てきませんでしたね。
 ところで、太極推手の「四病」はご存知でしょうか。これは、頂、?患、丢、抗と言います。実際に詳しく説明をすると推手も同時進行でなければなりませんが、この四つの病は一言で言えばあくまでも相対的な話しであって、わたくしがもっと太極勁の上達した人間の手にかかっていればやはりこの「四病」が出てくるというか、目立ってくると言うか、隠し切れないと言う事実がもうしかして一番適切な言葉になるかも知れないですね。そして、蒋髪より楊露禅先生へ伝授された「太極法説」にはこのように記されています「要知于此四字之病,不但粘、黏、连、随断,不明知觉?畚动也!初学对手不可不知也,更不可不去此病。所难者粘、黏、连、随,而不许顶、?患、丢、抗,是所不易矣!」謂わば、粘、黏、連、随勁が身についてもこの「四病」問題を相対的に感じ、常に目立たなくなるよう訓練していなければ、「太極?条勁」と迄はまだかなり遠いとのことです。実際に私達のような仕事をしていると日本語は言うまでもなく、どの日本語の言葉が中国語で出来ている理論に一番適切に説明が出来るのかは常に研究していなければ、マザーテレサがおっしゃった「思考はいつか言葉になるから…」と言う名言以前に、私達の中国古代太極拳的思考を近代人に皆様(国籍問わず)に伝える時に、じつに赤裸々に暴露してしまいますね。幸い、太極拳では推手と言う項目があり、言葉で伝えづらいことは実際の推手で少しずつ伝わて行けばよいことでありましょう。
 でも、考えてみるとあのカトリック教会でさえ「福者」として誉め称えているマザーの言葉にはもっと深い意味が含まれていますね。単純に最後迄その詩を読むと私達の思考がこれからの運命に直接繋がっているとのことですが、運命に至る迄にはまだ実に沢山の階段があり、段階を無視しても最後の運命にはたどり着かないことでありましょう。これは老子思想にもじつに似ています。いわば、言葉が一気に運命に繋がってくるのではなく、様々な人間力のレベルを経て私達の人生によい結果をもたらすことになるとのことになります。これは、「太極勁」と同じですね。早くレベルアップしたい気持ちが私も同じですね。でも、道教太極拳は人間そのものであり、他人の問題点よりも自分の問題点を先にチェックすることです。そうすれば自分が始めて進歩し、自分の問題点が目立たなくなると他人にもよい影響を与えるからです。「四病」はまさにこのようにして自分から自分の病をチェックする練習法が最適でありますね。言い換えれば、私達は常に段階別で自分自身の「四病」をチェックしなければなりません。これはどんな大先生も行っていることでもあります。階段の一つひとつを登りましょう。
 マザーは人生のことを「四病説」にかなり近い説明していますね。
 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。 
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。 
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。 
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。 
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。 
 by マザー・テレサ

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