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空手と武術が外れた?

2013年5月30日

 五輪でレスリングが残り、空手と武術が外れたそうです。それは、それぞれの国が自国の金メダルが増やせる為に、自国にとっての有利な種目を五輪に入れたいわけですが、でも、あまりにも他国が弱い種目や世界的に普及されていない種目なら、あまりにも不公平なので当然のように外されてしまうのが五輪の一般的な常識であります。
 私の記憶は間違っていなければ、空手はかつて「唐手」というふうに書いていましたが、文字通り、中国の唐の時代から日本に伝わっていたと、沖縄の琉球空手に師範より伺ったことがあります。現在は連盟が出来ており、津々浦々にも空手教室で賑わっていますね。「唐手」は「空手」となり、古代中国文化がそのまま日本社会で根強くいきいきと受け継がれていますね。伝統的文化がそのまま世界の舞台で披露出来ることをこの外人である私でも心より願っております。現在は既に五輪の正式種目として定着している「柔道」をはじめ、「空手」、「相撲」、「合気道」、「剣道」のそれぞれが伝統的な技を守り、世界にアピールしていけば素晴らしい限りです。
 武術、1950年代に中国で出来た新しい言葉です。もともと、中国語では日本語の武道に当たる言葉は「功夫」と言います。人民中国になってからは様々な文化を革命しましたね。1966年からの文化革命以前より漢字の改革をしていましたし、競技太極拳や他の競技武術もその時の産物であります。現在、中国が五輪に押し上げようとしている種目は武術太極拳、少林拳、南拳の3種類だそうですが、おそらく一番悲惨なのは「少林拳」ですね。武術太極拳や武術南拳はまだ、本来のカラチがいくらか残っておりますが、武術少林拳が伝統少林拳とまったく違うものになってしまっています。
 そして、中国の「伝統功夫」は大ピンチです。理由は簡単です。10年の文化革命で殆どの文化遺産級の「功夫」資料が失いました。人間国宝級の先生方も責め苦に会い、命が縮んでしまったわけです。勿論、長い間公けに文化財である「伝統功夫」の伝授が出来なかったのです。共産中国は国際的にもかなり横柄な政権ですが、文化財破壊という罪は類を見たいほど酷いです。
 現在、全世界で所謂武術を練習しているすべての方々が共産中国における文化破壊の被害者であります。

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