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旧 太極拳よもやま話 未分類

様々な解釈

2014年3月13日

 人間が地上を制覇をしている限り、人間界では一つとことに対して実に様々な解釈が生まれてくることがもやは避けられない事実であります。これは特に道教思想が一人ひとりの違いを大切にすることで形成されてきた太極拳の世界では当たり前のように一際目立ちます。そして、現在のように太極拳はおそらく世界のどの武道よりも沢山の流派が存在しており、中国国家レベルで築き上げた制定種目も基本的に太極拳と長拳と南拳が主流です。そして、一つだけ言えるのはおそらく、現在の中国国内で認めている五つの流派に関してはどこも特許をとっていなくて、その流派の名前を使って太極拳教室を開くことはかなり簡単に出来てしまいます。勿論、私は最近出来てきた様々な流派をすべて批判的に見ることは致しません。元々、有名な五つの流派も人間が長い努力によって成立したものですので、近代の太極拳家の皆様もきっと今後の世界に名を貫く人物が出てくることを心より願っております。勿論、太極拳の難しいところは一人ひとりの体(練習方法と練習量による練習成果)による解釈が最も説得力があり、健康と武道を兼ねての総合術である道教遺産しかない分野では本当は見えない物ではなく、何かの明らかな結果があってのみその解釈が成立出来るようになります。
 当然のように現在の世界では太極拳教室や協会がいくつあることは統計がほぼ不可能ですが、当然のようにそれぞれ、太極拳について違う解釈をしていることもいかにも大昔の道教先人が予測された通りのことに過ぎません。これは人間学的の解釈になると人間はきちんと解釈出来ない時には何事も適当に解釈してしまう習性があるそうです。ならば、他人のことがどうしても気になることも一応人間(自分を含む)のもう一つの特性のようですが、自分は自分自身の太極拳や世界観を解釈する度に古代太極拳論を守りながらも適切に自分の解釈を裏付ける根拠を掴めているか否かを、常に反省すべきであることが古代道教太極拳先人が考える太極拳解釈で成功する方向付けでありましょう。もともと、道教に先人達が他人の解釈に拘らないことで太極拳や同郷文化をそれぞれの手で発展させてきましたが、何か一つの違いを見せた解釈を戸惑う太極拳家は自分の太極拳に対する解釈の奥底の何処かに迷いが隠されていることに過ぎません。しかし、わたくしはいつも自分ならおそらく大丈夫だろうとずっと前から思ってきましたが、今日になってわかったことは大丈夫でもなさそうです。結果的に言い切ってしまえば、練習が足りないからですね。
 そして、解釈による不安と、不安定な解釈は去れど正しく、一人の人間の弱点です。そして、自分はブログや教室で懸命に自分の解釈を主張しますが、これも言い切ってしまえば自分自身の解釈に対する不安に過ぎません。勿論、私の本日の太極に対する解釈は本日に私の実力そのままであって、今後、実力がアップ出来るのならば解釈も違ってきますが、でも、一つの事実から申し上げますと太極拳家が実力が上がれば上がる程、解釈しなくなります。これは私なりに二つの可能性を考えております。一、実力がかなり高い段階での太極解釈が一般の人々が中々理解出来ないことでありましょう。一、太極実力が上がれば上がるほど、解釈が自分の太極勁修練の足枷になってしまうことに対する悟りでありましょう。これは、今日のモダン社会に於いても何故か古典的思想が復活する程に解釈の難しさを物語っていますね。解釈すればする程わけがわからなくなります。
 
 
 道教の先人達はいつの世になっても解釈の多様化を言及した。
 一昔の人間は地道に生活をし口よりも手を動かして自分の作品を制作し宣伝もせずに生計を立てていた。
 モダン社会になった今日では身の回りに自己アピールの道具が多すぎて、ついつい何事も解釈してしまう我々は古代哲学者からみて実に愚かな者に過ぎない。

 解釈は洗脳によって正当化出来ることは近代人としての商売法として用いられています。しかし、太極思想は自分自身による解釈よりも自分自身が修行者の一人である位置づけが最も大事のような気がしてやみません。太極拳も他の武道も解釈より、その武道を預かっている人間自体が回りの人々との関わり方によって成り立ちます。そして、自分自身の心でいかに拳法を解釈するのかはあまり人様を悩まさないことで自分の武道解釈が安定出来ることに繋がっているような気がします。

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