旧 太極拳よもやま話

動靜之機、陰陽之母也

2013年8月6日

 これは陰と陽をはっきり分けることと、願わくは陰と陽を調和しほぼ、等量で融合させることを言っています。太極図では違う色の流れているもので現しています。実際、太極陰陽説では、二種類のパワーよりも複雑な総合的な人体バランスになります。本系太極拳ではこのように説明しています。

陽乾天日火離放出發對開臣肉用氣身武立命方呼上進隅
陰坤地月水坎卷入蓄待合君骨軆理心文盡性圓吸下退正

上が陽で下が陰になります。

乾と坤は南北の方角です。
天と地は空間です。
日と月は自然界の二種類のパワーのことです。(太極拳は基本的に室外です)
火と水は人体の中のエネルギーバランスです。
離と坎は東西の方角です。
放と卷(巻)は体に膨らみと収縮です。
出と入は内気の出入りです。
發(発)と蓄は攻撃する太極勁と交わす太極勁のことです。
對(対)と待はぶつかり合うと従うとのことです。
開と合は私がいつも言っている開合です。
臣と君人任せと自分中心のことです。
肉と骨は筋力による動きと骨による動きです。
用と軆(体)は内勁使うことと貯蓄することです。
氣(気)と理は近代中国語で気と意という漢字で説明しています。
身と心は体と脳のことです。
武(立命)と文(盡性(尽性))は手眼身と精気神のことです。
方と圓(円)は直線動きと曲線動きのことです。
呼と吸は呼吸で開は呼で合は吸です。
上と下は開の時を上に体を浮かしていて、合のい時にしっかりと下(地面)をとらえることです。
進と退は前傾と座胯のことです。
隅と正は斜め方向と東西南北のことです。

太極拳基本拳をこのように説明しようと多くの方に話したところで、実は何度も止められました。理由は他の太極拳の先生が読むとかなり得するとか・・・。でも、一つの開合の間この44字を脳裏で一閃しそして体ですべてを行わなければなりませんので、あまり簡単ではありません。太極拳先生から初心者の皆様迄、是非やってみてください。というかいつかこのような結果が感じるようになるよう、考えずに申し上げている基本拳の基本を守り、修練し続けることを進めます。
 太極拳というものはすべて体で覚え、修練の結果としての上達しかありません。という訳で44字を説明しても私は損しません。この44字で多くの方が私を超えることを心より願っています。

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