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人間(第十章)

2013年12月30日

 あれこれと色々な人間を書くことはあまり簡単ではないです。下手すると人間関係どころか太極拳研究会も危なくなります。既に適当にブログを書いて大炎上になったことがあり、土曜日の練習終了時に近くの民家が火事で太極拳学生の一人が私のブログも燃えたのではないかと心配してくれました。ブログが炎上するという表現はいつ頃出来たのかはわかりませんが、日本語しかない面白い表現ですね。ブログは多くの方に読んで頂いているようですが、勿論、違う見解も沢山あって楽しいですね。でも、攻撃されてしまうと不愉快になることもしばしありますね。でも、わたくしは年と共に神経が鈍くなりあまりストレスを苦にしなくなりましたね。日本の人間関係はまだ中国より把握しやすいです。日本ではある程度の常識を守っていれば、大概の人間様とお付き合いが出来るのです。中国では近代社会であればある程人間関係が難しくなっていています。
 これは当然、言うまでもなく拝金主義と面子と利己主義という三大社会病の産物ですね。お金を欲しがるに連れて人格やモラールの低下はかなり著しく感じています。お金の為には何でもするし、お金をくれる人間には何でも提供してしまいます。麻薬もセックスも、名誉も身分も全部売買出来ますね。私は来日して4年経ったところの1993年に帰郷しましたが、空港で血液監査を容儀なくさせられフラフラになって税関を出ましたね。どの位抜かれたのかも解らないですがエイズ病検査ですのでフラフラはないと日本の医者が言っていましたね。今日ではそれがなくなったようです。聞いてみたら中国は日本よりも多くのエイズ患者を抱えているからだそうです。勿論、お金の為には人を傷つけることも珍しくないです。競争相手を悪口で汚すことも、客を装って競争相手の店舗を破壊することも…。
あらゆる手段を持して相手を倒すに出ますね。中国人ほど面子の強い人種はいませんが、武道家になるとそれはもう自分の流派が宇宙一に強いのですね。どこにも負けません…。
自己主義は世界のどの国も同じでしょうが、発展途上国では一般的に目立つのです。しかし、現在世界GTP第二位の中国が利己主義が横行していることからはその世界二位の本質を思わぬ問いてしまう程のものですね…。
 三大社会病は中国太極拳の世界では一層、独特な様子お示しています。当然のように現在の中国太極拳家元弟子入り相場が中々お高いでございます。先般の私用で上海に帰郷した際、他の太極拳大流派の弟子入りに招待され参加しました。私はそちらのご先祖のお写真に一礼をして当派のお気持ちを差し出したら夜の宴は当たり前にように招待されましたね。私は他派の人間ですので、何もないですが、新弟子の人間は師匠の兄弟子、姉弟子の皆に人民元8800元が入っている銀行カードを配っていましたね。師匠には零二つを増やした額ではないかと皆が推測していました…。有名流派の師匠が有名流派弟子を売っているのではないと、誰でもお金があれば有名流派弟子になれるとの二つの理不尽なことは現代中国のすべてを物語っているような気がしてやまないですね。そして、わたくしは上海という都市で推手が少しばっかり有名のようで新弟子と推手することを勧められたのですが、六年も修行を重ねたとの紹介の裏腹にわたくしの研究会の日本人一般学生が半年位の実績と殆どかわりません。では、このような実力で他人と推手をする時は当然のように面子を保つ為には互いに譲り合う必要がありますね。あの宴会でわたくしは何故、世界中の太極拳愛好者が競技太極拳を選んだことがなんとなくわかるようになりました。
 一人の人間が大切になり、面子感も高まり、その全てを支えるのは金銭であります。中国はかつて、僅かなお金で何でも出来ていましたが今日では無理のようです。三大社会病はもしかしてかつての文化革命以上に伝統文化を駄目にするかも知れないですね。

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