でも、昨今の競技太極拳は一つの標準を立てて、足の位置や体に位置、(自分は競技太極拳の詳しいことがわからないが)競技時間を厳しく決められています。発表会などは時間にも追われて(劇場等の終了時間があり仕方ない)恐らく通常よりも速くやってしまっています。一例を申し上げますと先日筆者はとある太極拳発表会に見学をさせて頂いた時の話しですが、24式太極拳は通常、太極拳の慢架(遅い太極拳)に属しているはずですが、何故か太極拳快架(速い太極拳)と同じ位のスピードでやっていました。快架太極拳も競技セットがあり、(四十五式など)伝統太極拳離れの話しは去って置いて、速度は一応守っているようです。近代太極拳の基準はどのようになってしまったのか本当に理解しにくいものです。
太極拳と関係ない話しをしようと思ったのですが、ついつい本業の太極拳の話題になってしまいました。