わたくしは今まで、太極拳は健康の為ですよっといろいろ、申し上げてきましたが、太極拳はいろいろな国で展開され、欧州の方々迄広場で綺麗に並んで一生懸命練習します。でも、どう見ても無力に見えますね！本当に太極拳は武道の価値がありますかな～。多くの方が疑問を抱いてしまうのがごく自然のことですよ。太極拳は一般の武道よりも外観的な著しい上達はなかなかありませんからね。太極拳は中国語で言うと「内家拳」に属し、言葉自体は「門外不出の拳」ですが、多くの人の理解では内なるパワーを鍛える拳法になります。
太極拳は礫とした武道です。内家拳は中華武道の中でも長い歴史の中に数多くの伝説が残されています。最も凄い伝説になっているのはおそらく楊式太極拳にあった255式小快架になりますね！この255式は現在継承されてないようですが、当呉式太極拳三代目弟子の呉公儀大師が楊少候大師より教わったことがあるようです。
次に話題になっているのは呉式太極拳創始者の呉鑑泉大師です。彼の強さは体の柔軟性、関節の柔らかさ、皮膚の瞬時反応です。所謂、太極拳のパワーでしょうか？大師達は皆、努力家です。起きている間殆ど太極拳の基本拳を練習している人は皆、強くなりましたね。
これは他の拳法も同じですよ。少林拳も厳しいし、極真空手も時折、骨折する程大変です。太極拳は違う意味で難しさがあります。これは続けることです。どの武道も同じと思いますよ。ただ、太極拳は身体能力が弱い方でも練習出来るし、強い敵から自分の身を守ることが可能です。これが太極拳の大きなメリートではないでしょうか？
呉鑑泉大師の写真をご参考になってください。彼の体の柔らかさ、安定さ、骨盤位置の正確さは天下一品です。さすがに太極拳推手の「聖手」と呼ばれる程の風貌が有りますね。
呉式太極拳研究会師範 沈剛 http://www.geocities.jp/goshikitaikyokuken/
