これはあまり太極拳と関係ないから書かないで欲しいというご要望もあったのですが、ご提案された方には世界で太極拳が人間しかやっていないとのことで、何とかご理解を得て書かせ続けております。この度は「呉式太極拳研究会」と言うfacebook pageを開設したところで長い間ほぼ封印し続けてきたヨーロッパ言語が久しぶりに引っ張り出されたのは予想内のことですが、アジアの方々と欧州の方々より日々色々な問い合わせで孤軍奮闘して参りました。本日になってやっと大雪の悪影響もひとまずおさまり、問い合わせも穏やかになったところで、本日はまた人間様お見てみたいですね。と言っても、私も人間の一人です。そして弱者に過ぎない私はなぜこのように四方山を書き続けるのかと、家族の皆も不思議に思っていますね。毎日のように心配をかけているようですよ。いつか殴られないでしょうかとか、いつか刺されるのでしょうかとか、facebook pageが盛り上がっている真っ最中に詐欺グループが極道を装い脅しの電話も数回かかりましたね。地元の警察署に相談し対処法を勉強していました。親友が話していた「日本は住み易い国だよ」と言う言葉が瞬時に実感した感激に変え、四半世紀も選び続けてきたこの国が一層好きになりましたね。
でも、本当に安全国日本も今日はあまり安全とは言えなくなったことが誰でも分かっているはずです。この素晴らしい国ですが、知らぬ間にかつての日本と違う歩行へ向かっていることは私の義母やその友達との会話で感じております。当然、年寄りは昔の日本を色々教えてくれますね。現在の年寄りの皆さんと私と言う中途半端な外人の会話で共通する時も何故かあります。例えば、日本には外来文化が中途半端に伝わってしまっていることが挙げられますね。謙遜な日本人の方々は自分たちが英語や外国語には苦手だとよく伺いますが、今回のfacebook pageの開設でわかったのがラティン諸国の方々の英語がもっとおかしいですよ。しかも、大和民族みたいに謙遜でもなく、意味がわからない英語でぶつかってきましたね。あまりにも通じませんので、頑張ってイタリア語とフランスで応答していましたが、当然、不慣れの私はかなり時間がかかりました。そしたら何故か向こうは中国語か韓国語か理解の出来ない言葉で更に交流を図ろうとしていましたが、通じませんので放って於きました。私は途端に日本に来て間もないころ自分の身元保証人に訪ねたことを思い出しました。保証人様は大卒で英語も出来るはずですが、私は日本学校で勉強していたことを知った保証人さんは色々な漢字を書き、私の日本語を教えながらビザ更新のことを説明してくれました。私は昔から日本人の外国語能力を疑ったことがありません。自分がなれている日本語で何とか交流をしてみたいという確実な交流をこなしたいことの姿勢は東洋人っぽいですね。
そして、自国の誇りというものは世界のどの国民も持っているはずです。現在の世界言語学者の間では、日本語が世界で三番目に美しい言葉として預かられています。理由は言葉自体がすねて母音で終了することになっていますね。私は中国人と一緒で何かをする時はあえて日本語や英語で会話することがないことと同じく、母国語は世界のどの国民にしてもかけがえのない宝ものです。私のような中国語の義務教育が完璧ではない人間にしても、赤ちゃんの時から聞きなれている中国語会話の実力は他のどの言語よりも優れているはずですね。勿論、日本に住んでいる以上は日々、日本語の訓練もしなければなりませんが、大人になって勉強しはじめた言葉は完璧になることはなかなか出来ないことで自分はかなり悔やんでいます。一人の外国人としての言語の修練、太極拳の修練、太極拳の教学、営業などでは自分という外国人としては本当に充実した日々を送っています。イタリア語も深めたいですが時間がありませんね。近代人の忙しさは本当に半端ではありませんが、このような忙しさの中で人々は肩を掠め合って生きています。
そして、中国の文化は日本人にとっても、欧州人にとっても面白いでしょうが、感じ方もかなり違っています。一つの国の文化が異国に中途半端に伝わってしまうことはその国の政治や国政によるし、一人ひとりの人間の伝え方にもかかっています。異文化を外国に伝える時はその国を愛する心がなければならないことが改めてわかった今回、facebook pageを開設して本当に良かったですね。世界の七カ国の方々と交流出来たことは人間学の生きた教材です。
