旧 太極拳よもやま話 未分類

強い武道、どの武道が強い?

2013年10月29日

 かつても確かに同じテーマーで「四方山」を書かせて頂いたことがありますが、この頃も色々なご質問や自分が色々と多くの武道関係ホームページを見させて頂いた感想などを総合的にこのテーマーをもう一度触れるようにしてみたいです。
 明日で「四方山」が一周年になりますが。この一年の間の後半はほぼ、毎日のように更新するようになってきましたが、前半では呉式太極拳を立ち上げる際の雑務や数人よりの嫌がらせなどもあって、自分が大好きな小論文も書く時間がない位に大変な今年の前半でしたね。後半になるとやっと寝る前に少し暇がある位で何とか「四方山」を書き続けています。四方山の難しさは一度、読者投稿をされた横浜天宝堂担当者のパンダさんと当研究会で呉式太極拳を学んでいる長野さんなら分かると思います。「四方山」のような毎日書くブログは頭の中にあるテーマーに対する固定思想が出来ていなければ、続けることはかなり難しいでしょう。実は、毎日の話しですが自分の頭の中には一つの繋がっている長い小説のようなものが構成していて、毎日少しずつ引っ張り出せば連ドラのような物語が出てきます。そして、武道的には毎日の太極拳のみの修練で太極拳に関しては日々の僅かな進歩で理性的理論が出来つつあり、楊式太極拳より当呉式太極拳に伝わっていた「太極法説」などの基本理論の説明も分かり易くなりつつあります。
 本日のテーマーですが、この頃、私へのネット連絡は殆ど「四方山」からのものになります。中には「貴方はきっと強い武道家です」と、私に会ったこともないのに言い切る方が多く、「貴方はきっと素晴らしい先生である」と言っている方もなかりいます。自分程弱い人間がいないと残念ながら思っていますが、まず、何より自分は精神的にかなり弱い人間です。ストレスに弱いしちょっとした苛めでもかなり落ち込むし、長い間に渡って引き摺ってしまいます。
 武道ですか、私は一応、武道をやっていますよ。呉式太極拳しかやっていませんが、多くの凄い先生とは比べられない位に弱いですね。私が知っている多くの先生は、陳式、楊式、呉式・・・、八卦、形意、剣、刀、槍、棒・・・。自分はそんなに沢山を覚えることはなかなか出来ないですが、呉式の内容でしたら家元が継承してきたものは殆ど身に付いております。但し、他流派太極拳や内家拳は無理です。
 親友の者は中国武術の六段を持っておりますが、話しを聴いているとすべての規定太極拳と、各流派の制定拳を一通り把握していなければなりませんね。そして、なんと親友は伝統拳家元の弟子にもなっていって、こんなに沢山の物は忘れないのかと伺うと、「貴方の家の太極拳内容がかなり多いと聞いています。」との言葉が返ってきました。確かに呉式太極拳の内容はどの流派に比べても多いですが、でも、五大流派の制定拳を全部把握するにはかなりの脳力が必要になりますね。本当に、親友には頭を下げますが、親友だから単刀直入で話したのです。貴方、一個の流派に絞り込まなければ強くならなりませんよ。ああ、露骨過ぎますね・・・。
 でも、考えてみると一般の方も実に毎日のように複数の中国武術を練習している方がかない多いですね。これは結果的にどの武道が一番強いなのか分からないからであります。これは一番強いとの確信があれば、色々な武道に手を出すことは有り得ないです。勿論、このような多くの人々の需要に満たす為に、教える側も複数の武道で、質よりも数でカバーするのがこの社会では一般的であると感じております。
 でも、武道は一個に集中して、時間をかけて極めれば、強くなりますね。これは武道だけではなく、この浮世のすべての出来事、物事に共通します。本当に強くなりたいのならば、一つの武道で極めてください。
 宜しくお願いします。

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