太極拳は色々な流派によって練習後の気持ち良さが若干違うことは数人の先生との交流で分かりました。太極拳は哲学的な養生術で人がそれぞれ微妙に違う体質を持っている関係とそれぞれの流派で動きが若干違うことで練習後の体の感じ方も当然のように微妙に違います。
先生達の太極拳練習後の体験談:
孫剣雲師:体の全体が気持ちいい膨らみを感じ、関節は滞りなく、動きが軽くなる・・・。
赫少如師:常に開合を行うことにより体全体が軽くなり、歩きは速くなる・・・。
楊振鐸師:筋骨皮とのプロセスで修練していけば、体内の様々な機能が上がっていると実感出来る・・・。
陳少旺師:発勁時に力まず虚領頂勁と含胸拔背を保つことによって一番柔らかくなりにくい背中が柔らかくなる・・・。
王西安師:正確な角度と一つひとつの動きが所定の位置迄きちんと至ることで開合の幅が広がり、体の閉じている部分をも鍛えられる・・・。
呉英華師:小さい時からかなり低い型で呉式を修練してきたが、父は私の対して「下勢」や「海底針」などを殆ど地面に座るほどの厳しさがあった。そのお陰で子供の時からの先天性心臓病がなんとか抑えている。すべて太極拳のお陰だ・・・。
馬岳梁師:太極拳は決して神秘的なものではないが、難しいのが続けることだけだ。数十年の太極拳修練で何かの用事で太極拳の練習が出来ないと何となく落ち着かなくなる。生活の中でもすべての動きが太極的であり、ゆっくり散歩していても体内部が太極的な動きで行われている。太極拳修練後は体幹が無くなっているのではないかという軽さで・・・。
皆様、どうですか、似たような体感がありますでしょうか?
太極拳練習後の気持ち良さ?
2013年5月23日