旧 太極拳よもやま話 未分類

太極拳も他に拳法も常に人間の老化が伴う

2013年5月24日

 昨今、多くの国に於いて太極拳を練習する若者が現れてきています。その目的が年寄りと違って武道の達人になりたいそうです。これは嬉しい限り話しですね。インターネットや中国、香港連ドラの宣伝により太極拳がいつの間にか大変強い拳法とのイメージが強くなってきました。
 でも、この数十年太極拳を修練してきた私からみると現在50歳の私は太極拳の進歩よりも自分の体の老化が先に進んでいることで大変驚きが隠せないし、若い頃からずっと思っていた強い太極拳への認識も改めなければならなくなりました。自分の筋力が衰えてきたし、骨や筋も融通が利かなくなってきました。本来、この時期になるとその人の太極拳が物凄く柔らかくなり、推手がかなり軽くならなければならないはずですが、自分の推手はまだ重いような気がします。
 古典哲学的な太極拳が丁度、人間の老化に伴う合理的な設計になっておりますね。若い頃は筋力があって体が若干固い筋肉が付いていますが、勿論、その時の太極推手などは少し力尽くでも構わないですが、年数と共に筋力が老化と共に衰えるのだが、筋や骨が柔らかくなったことによって「四量抜千斤」の太極的理想境界に近づくことが出来れば最高です。だが、自分は「太極勁」の上達よりも体の老化が先に進んでいるような気がしていて、虚しささえ覚えているこのころです。
 この老化はどのように止めるのでしょうか?食事、禁酒…、他に様々な健康上のことを注意すると共に、もっと太極拳の修練をするしかありうませんね。「四方山」の文字数を減らしてでも練習に打ち込みたいです。

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