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太極拳の医療効果?

2013年5月16日

 不老不死、健康な老後、一生の武道と左近、太極拳ビジネスが白熱化の真っ只中、本日も私の携帯が鳴らされ、検索ページの横に貴方の太極拳ページを出さないかとの勧誘が来ました。お値段を伺ってみたのですが、かなりお高いものでした。私は当然にように断ったのですが、ついでに検索の横のページを覗いてみたところで、中国で短期の太極拳講座しか受けていないような人間が一生の武道や医療効果を随分ご出張されていることが数個載っていますね。武道的価値は太極推手をすればすぐ分かる話しですので私が言うこともございませんが、医療効果的な見解を少し分かち合いさせて頂きたく存じます。
 太極拳の一般的医療効果は体が柔らかくなることから生まれます。思い起こせば老子道徳経の中にこのような言葉があります。「人之生也柔弱,其死也坚强。万物草木之生也柔脆,其死也枯槁。故坚强者死之徒,柔弱者生之徒・・・。」大体の意味はこうです:人間は生まれた時は柔らかいのですが、死ぬ時は硬くなります。草も木々も生まれた時は柔軟ですが、最後は枯れて硬くなって終了します。だから、硬いことは死の道、柔らかいものは生きる道です。
 この頃、多くの太極拳教室で体が柔らかくなることが強調されてきています。しかも「放松」と言う中国語迄多くの日本人太極拳修練者の間に使われるようになりましたが、でも、その方々の太極拳を見ていると全然、柔らかくなる太極拳になっていません。と言うことは太極拳の先生も柔らかくなる太極拳について理解していないことになりますね。 
 では、他人の話はさっておいて、太極拳で柔らかくなるということは体のどの部分から柔らかくしていくのでしょうか?はっきり申し上げますとまずは体の筋です。次に骨です。というよりも筋が柔らかくなって、緩やかになっていれば、体に張りがなくなり、筋肉も骨も柔らかくなります・・・。その次、数十年の修練でやっと「意」の境界に入りますが・・・。左近のネット上では「意」のことを沢山言及されています反面、その太極拳を見てみると筋が硬いままです・・・。
 筋が柔らかくするにはどうすればいいでしょうか。
 開合、座胯、虚領頂勁・・・。
 これ以上知りたい方は今までの四方山をもう一度反復してみるか、私と面談しましょう。お教えしますよ。ネットでの教学は避けたいです。語弊が多いからです。

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