旧 太極拳よもやま話 未分類

台湾からの写真

2013年12月20日

FB友達が台湾から発信したお写真ですが、何故かこの部分色盲である私が時々見ている風景にそっくりです。本当にびっくりしましたね。私は新緑を灰色として認識してしまいますが、でも何故か本当の灰色と間違って認識してしまった新緑の区別はつきます。おそらくこのような独特な問題を抱えている人間なので人と違う変なところも沢山あろうかと、これはきっと回りにいる多くの方々が最も感じるのではないでしょうか。でも、本当に本日のお写真は素晴らしい作品ですね。そして、太極勁修練は結果的にこのとても誘惑に満ちているロマンチックな世界には似合わないとのことは、ある程度年をとった方であれば自然と理解出来るような気が致します。ならば、部分色盲はもしかして太極勁修練を手伝ってくれたのではないかと最近思うようになりました。寨翁が馬ですね。同門の周展芳と食事を共にする時に体格の良い人間とよくない人間のどちらかが「太極勁」を習得し易いのかを話し合いしたことがあり、異口同音で体格的に恵まれていない者が有利との結果が出ました。(周は私より痩せていて有利)最近になって自分の欠陥が間接的に太極勁修練を有利に勧めていることと知り、あらためて道教思想の奥深さに触れられた気がしてやみません。
 でも、本当に太極修練時の時に目の前に朦朧とした風景が現れてくる時がありますが、勿論、このような時を上手く乗り越えなければ「偏差」も同時にやってきます。自分の経験で言うとこのような幻想的な風景を楽しまなければよいです。精神を集中して開合と決まった呼吸を行うことは太極上級者のやり方です。そしたらこのようにして幻想的な風景は誘惑にならなくて内勁修練もかなり上達し易いはずですね。当然、初心者の方はこのような幻想的な風景を見ることはないですし、変わった修練法で最初から見てはいけないものを見てしまってもただただ、幻想的な風景を楽しんでしまうことだけで自己の精神統一が出来なく酷い偏差に纏われてしまいますね…。昨今の色々な教え方に疑問を感じております。私が本音を吐くとブログの悪戯も消えませんが、でも、一人でも多くの方を救う為に頑張りたいと思います。初心者の方に対して鏡の中にいる自分を見つめるとか蝋燭の火を見つめるとか…、もう一人の自分を見ることなどは、人間の脳に幻想的なことを起こすので辞めましょう。太極拳や気功の上級者でしたらこのような意識をしなくても素晴らしい幻想的な世界が自動的に現れ、しかも上級者でしたらこの綺麗な風景に惑わされず集中出来るのでなんとか乗り越えられます。(時々、上級者も偏差を起こすが、自分で校正も可能)本音を言わせて頂くと現在、世界の色々なところに散在している気功の先生の多くも実は気功偏差に犯されています。しかも、解消法を知らないし幻想の誘惑を楽しんでいるので偏差から抜け出そうとも思っていないでしょう。勿論、その被害は拡大しているはずですね。
 米国や日本、そして近頃の中国なら資本主義制度下の司法になりますのではっきり申し上げますとその尺度はじつに杓子定規的なものに過ぎません。このような気功や太極拳修練で起きた偏差に対しては契約書通りの判決しか出さないと思いますし、全国民が意識をしない限り現在の司法事情を変えることも絶対に不可能ですが、それならば「偏差」に関しては太極拳先生や師範、気功先生の一人ひとりの良心にかかってしまいますね。悪徳商法で商売を続けるのかそれとも安全な太極拳や気功を教えるのかを決断なさることをお願い致します。
 太極拳や気功は言うまでもなくマイナー的なものですが、一生懸命頑張っている太極拳や気功師の為にもこれ以上、我々の顔に泥を塗らないようお願い致します。もしも、いつか地球上に太極拳と気功術が消えてしまったら多くの方が寂しくなりますね…。
 

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