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老子道徳経⑦の説明

2013年4月8日

第七十一章

知ることのできないものを知るのが最上である。

そして、これを知らないのが欠点である。

欠点を欠点として知れば欠点とはならない。

賢人には欠点がない。

彼は欠点を欠点として理解する。

だから、彼は欠点をもたない。

 

第七十二章

人々が恐れをもたないとき、「根本的な恐怖」を経験する。

自分の住んでいる場所がせばめられないから、彼らは安心して生活している。

安心して生活しているから、彼らの生活は平和である。

それ故に、賢者は自分自身を知っているが、みずからを見せびらかさない。

自分自身を養うが、みずからを偉ぶらない。

小さな恐れを捨てるけれども、根本的な恐怖を経験する。

 

第七十三章

勇敢だが、無謀なものは死ぬ。

勇敢だが、無謀でなければその命は救われる。

この二つのうち、一方は利となり、他は損失となる。

天が憎むことを誰れが知ろう。

賢人でさえすぐれた選択はできない。

天の道に従えば、争わないでも必然的に勝ち、尋ねなくても自発的に反応し、

招かなくても成功はひとりでにやってくるし、

故意でなくても天の道はうまく工夫されている。

自然の網はすべてを包みこむ。

その目はあらいが、何も逃さない。

 

第七十四章

人々はもはや死を恐れない。

どうして彼らを死をもっておどかすのか。

生きているのを同じように死を恐れているならば、

我々は犯人をつかまえ、死に向かわせることができる。

その時、誰れが罪を犯すことになろうか。

(自然には)人間の生命を終わらせるものがいつもある。

我々が殺す役目を負うならば、

木を伐る偉大な工人の役目を負うようなものである。

我々が木を伐る工人の役目を負うならば、

ほとんど手助けができず、自分の手を傷つけることになる。

 

第七十五章

人々が食糧を奪われるのは、王があまりにも重く税金をとるからである。

だから、彼らは飢え苦しむのだ。

人々が治まらないのは、王が生活に干渉するからで、だから、治めにくいのだ。

人々が自分の生命を軽く捨てるのは、彼らの王が途方もなく生を追求するからで、

それ故に、人々は自分の生命を軽く捨てるのである。

自分の生命を少しでも気にかけない物こそ、

他人の生命を尊ぶ方法を知るのである。

 

第七十六章

人が生きているときは、身体は柔らかく、かよわい。

死ぬときには、堅くてこわばっている。

草木が生きているときは、柔らかく、かよわい。

死ぬときには、しなびれて枯れれいる。

それ故に、堅いものは死に近く、柔らかいものは生に近い。

このように、軍隊は柔軟でなければ戦いに負ける。

板がかたく乾けば、それは砕ける。

強くて堅いものは低いままにあり、

柔らかくてしなやかなものは高いところにある。

 

第七十七章

自然の道は弓を引いた曲線に似ている。

上端のものは押し下げられ、下端のものは引き上げられる。

余りすぎは減らされ、足りないものは補われる。

自然の道は余っているものを減らし、足りないものを補うのである。

一方、人の道は足りないほうを減らし、余っているほうへ補うのである。

いったい余りすぎるものをもっていて天下の人々のためにおぎなうことのできる者は誰れか。

「道」を有した者だけがそれをできる。

それ故に、賢者はそれをするが、誰れがしているのかわからない。

成功しても、名声を求めない。

そして、他人よりも優れていることを見せびかすようなかことがあるだろうか。

 

第七十八章

水は天下で最も柔らかく、しなやかなものである。

また、それは強くて堅いものに最もよく打ち勝つことができる。

これは真実で、変わることがない。

「しなやかなものが堅いもの負かし、柔らかいものが強いものを負かす。」

天下のすべての人がこれを知っているが、それを人生に適応できない。

だから、賢者はいう。

「国全体のはずかしめを引きうける者は、国家の予言者になる。

天下の悪い予言を堪え忍べる者は、天下の王となる。」

正しい表現は反対に聞こえるものである。

 

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