旧 太極拳よもやま話 未分類

盤架為本、推手為用

2012年11月26日

 盤架というのは太極拳をゆっくり、丁寧に練習することです。推手はお互いに手を押し合ったり、相手の重心をうまく崩したり、小さい動きで相手を誘い出したり・・・、いろいろな細かい駆け引きのことを指します。太極拳を常にじっくりと練習した上で、推手という形で実践として用いていく事を説明しています。盤架為本、推手為用は数千年の歴史の中で変わっていない太極拳の基本中の基本とも言われています。

 偉い先生は結果的に多くの人の推手を指導しなければならない関係で、太極拳基本拳の練習が粗末になりがちです。基本拳の中で内部パワーを少しずつ蓄積していれば、推手時もかなり得します。勿論、推手は内部パワー(内功)だけではありません。人間が皮膚で相手と接触し
 相手との敏感さの早比べが推手の根本です。そしてそれぞれの体の柔らかさも推手時に於いてかなり大事です。骨の柔らかさ、筋の柔らかさ、筋肉の柔らかさ・・・。
 今回は呉式太極拳巨匠であり、人民中国の時に中国武道の第一人者との呼び声がかなり高かった私の師である馬岳梁氏と兄弟子の馬江豹氏の推手写真を添付いたします。
 

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表演選手を多数輩出している北海道の武術団体です。2016年より沈剛会長が定期的に指導に赴いています

推手を競技として行なう「競技推手」の研鑽を通じて伝統武術の振興を志向する、関連友好団体です

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