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理想的推手

2013年7月25日

 この適当な一言ですが、自分は30数年間かかってもかつて師馬岳梁のような理想的推手はまだまだ程遠いです。この頃、友人や推手を学んでいる学生の方々より色々なご質問を受けておりますが、実際のところブログでも何度と繰り返して説明はしておるつもりです。でも、ことばと言うものはなかなか奇妙なものであり、面と面向かっても語弊を生じてしまうことも多々ありますね。理想的な推手、本当はこの世には存在しないかもしれません。
 この頃、かなり色々な方に聴かれているのは、私と推手をするとあまり疲れないです。話しに夜と私と一時間、二時間推手しても全然感じなくて、一般の方と推手していると10分で疲れてしまうことは何故なのかとのことです。このようなご質問で私は少々戸惑っておりますが、何故かというと、これに関して本音を言った方がいいのかそれとも建前を申し上げた方が宜しいでしょうか・・・。
 では、両方申し上げましょう。
 私は一般の方より柔らかいからです。
 頚椎から腰椎まで、ほぼすべての節が僅かではありますが、離れるようになってきております。一般の方と比べれば肩や背中、腰が柔らかいです。私は皆様と比べれば骨盤の左右のぶれが少なく、肩のぶれも少ないです。より軟体動物に近い推手であれば、あいての手にかかっているのは僅かの力しかありませんね。しかも、相手の手から離れない努力をすれば相手は丸で一人で四正推手をやっている感じですので、疲れるわけがないです。
 一方、建前の言い方はこうです。
 皆様と比べれば年数がかかっており、孤独な時間も長かったのです。
 太極推手は手と手の皮一枚がくっ付いていればこれで十分でありますね。ただし、離れても駄目ですが、昨日も「四両抜千斤」の話しをいたしましたが、一瞬でも離れてしまえば、「四両」も無くなります。しかし、太極推手はこの四両を無くしてもいけません。推手をしている間ずっとこの四両を保つことが出来れば、これこそ理想的推手ですが、少なくともこの私はまだ出来ません。
 では、このような理想的な推手はどのようにすれば手に入れることが出来るのでしょうか。答えは何度も出しておりますよ、正しい基本拳と常に推手を行うことです。多くの太極推手を学ばれている方々、どうかご家族の誰かに「四正推手」を教えてください。毎日の練習が不可欠ですよ。
 そして、ご家族が推手を把握したら、皆様はなるべく軽く応じて上げましょうね。太極推手用語ではことような言葉があります。
 「逆来順受」です。無理して逆らわないことです。

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