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推手

2012年12月9日

 推手:太極拳を実際に使うという意味で行うことが多いですが、近年、規定太極拳では実際のところ太極推手を行っていません。文字通りで推手を解釈してしまうと実戦とのイメージが強く、健康とは無縁だとして解釈されてしまうのも仕方がないですね。

 しかし、わたくしが都内の数人の先生方との個人交流で分かった話ですが、プロの太極拳家の皆様はよく推手しますが、基本拳の練習が足りなさ過ぎではありませんかとの結論に至りました。では、太極拳はやはり面倒くさいものですかね?

 結論から申しますとそうかもしれません。特に近代人にとってはなかなか受け入れ難いものでしょう。毎日、基本的には少なくとも太極拳基本拳は一回はやりますね。勿論、出来る限り他人と推手の練習はしますね。それに、呉式太極拳でしたら剣×3、刀、槍、気功、他にも練習すべきものが多過ぎて余暇がなくなります。そして、中国人も日本人も、武道好きな方は太極拳たけではなく、他の武術も多く取り入れていますね。私も出来れば、呉式太極拳以外の楊式太極拳小快架255式をやってみたいですが、しかし、これも武道の神様の御計らいでしょうか?現在、楊式太極拳小快架255式出来る方が少なく、習得することがもはや不可能ですね。そして、私がもしも、小快架をやったらきっと呉式の練習の何かを削らなければなりませんね。練習時間が足りなくなります。

 でも、やはり推手は大事ですね。例えば、こう考えてみましょうよ。基本拳を少々速めにやって30分、お友達と推手を30分、一日に太極拳にかける時間はこれで大体一時間ですね。一生涯の健康を考えるとこの位の努力は惜しむことはないでしょうね?
 いいえいいえ、やはり毎晩飲みたいです。確かに、お酒は美味しいですね。でも、一時間は作れますよね。何だか、子供にお薬を飲ませているみたいですね。
 そうだ、推手ね!太極拳をやれば健康になれるから推手はいいや!

 そこの貴方様!推手はね、貴方様の太極拳が正しくやっているかどうかをチェックするものです。推手をすれば、太極拳ももっと上手になりますよ!太極拳は骨盤を動かしてはなりませんと、これは張三豊、王宗岳大師の太極拳論にも言及されています。でも、私達の身体能力は限られており、太極拳を練習していて疲れてくると骨盤を動かして疲れをごまかそうとします。推手は骨盤を固定する一つの大事な方法です。一人ではなかなか分かりにくいものでも二人で押して押されて、実際に骨盤を動かすとすぐ分かるものですね。

 先生方の皆様は太極拳は13勢で成り立っていることはご存知と思いますが、五行の中で最も大切なのは「中定」であります。実際に企業機密を申し上げてしまうと骨盤を固定出来れば、中定も出来るのです。
 師範沈 剛やっぱり阿呆だな~企業機密を公にして・・・。いいえいいえ、太極拳論に書いてありますよ。実際、初心者の方が無理して骨盤を固定しても、私は簡単に動かせることが出来ます。逆に私が師馬岳梁、呉英華の手にかかっていたら同じです。

 ということで、皆様、毎日の基本拳も大事ですが、推手もしましょうね。お子様でも奥様でも誰でもいいです。
 で、やはり、師範の手にかかっていたら一生涯ずっと骨盤が動かされ、負け続けるのですか?
 いいえいいえ、皆様の上達の太極拳相乗効果を切に願っていますよ。私だて、一生涯、両名の師と強い兄弟子に負け続けてきていますよ。老子道徳経にはこのように述べています:人は負ける時が強く、弱い人が実は一番強いからです。

 推手の練習をしなければ太極拳は成り立ちません!

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