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推手の最も大切な技法、捨己従人

2012年12月23日

 太極推手技法はもともと、沢山ありましたが、封建社会的観点と太極拳の古典哲学的発想が現代社会とのギャップから、かなりのものが失ってしまったことは事実です。出来るならば、多くの方々に伝えたいです。勿論、実際に推手をしながらの解説でないと完璧に説明出来るものではありませんが、文面だけでも多くの方々に知って頂きたいです。
 今回は「捨己従人」という推手の技法です。
 捨己従人は言わば、自分の主張を捨て、他人の動作に従うことです。簡単そうですが、太極拳の中では最も達成し難いことです。その原因は二人が手を交え、推手している過程の中で勝負観が強いからです。人間は互いに認め合うことが難しく、まして互いに攻めあったり、いい勝負の時だったりする時は特にそうです。人間は自分の権利を捨て、人に従うことは到底難しいです。これはまた、太極推手だけではなく、我々の人生の道においても深い意味を持っています。太極拳を学ぶ人は人格を養うことを最優先すべきです。太極拳経がこう言います:太極は無極より生まれ、動と静の機用であり、陰と陽の元です。動と静は人の人格であり、陰と陽は太極拳の理論です。ということで人格の整理は我が道の基本ですし、人格の修練はいつも心に刻みましょう。心静かに理解し、我が潜在能力で研究し、時間が立てば自然と身に付きます。また、このようにも言われています。熟練からパワー(十三勢)が理解出来、パワーの理解から、少しずつ神明(太極パワーが自由自在に使える時期)の階段を登っていくことが可能になります。これは転換との意味合いであり、最初の宗旨に戻ることを指します。これはすべての外側の現象を超え、実質的なものを手に入れることとなります。推手の細かいところ迄修練すると自然に機(陰と陽がはっきり分かれていなくて、幻想的かつ意が漂うこと)と勢(十三勢)を作り出すことが出来ます。余計な心配はないです。一箇所一箇所曲げるにしても伸ばすにしても自然に任せることになると、推手が順調になります。これで、およそ「捨己従人」になります。
 写真:馬岳梁大師と周展芳大師の推手風景
 呉式太極拳研究会師範 沈剛

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