旧 太極拳よもやま話

常識

2013年8月26日

 何度もこの「常識」というテーマで「四方山」を書いていましたが、それぞれの内容が違いますね。本日は世間の色々な分野の常識や専門知識に触れてみたいと思います。
 まずは人間の膝に関する常識です。医学に詳しい先生との様々な場の話し合いで知ったことですが、人間という動物はもともと、四足動物であって、長い間の生活の為の進化で人間は高いところにあるものを摘む為に、直立する必要が出てきた為、骨盤が発達になり、膝関節も他の動物よりは太くなりました。それはそうでしょう。人間はたった2本の足で歩くことになっていますからね。人間は実にこの2本の足で様々なことを成し遂げますね。2時間10分以内で42キロ195メーターを走りきりますし、日本人でさえ100メーターが10秒を切りそうです。体操選手の白井健三さんは後方返り四回ひねりを猛練習の末に把握していますね。芸術の世界ではバレーダンサーは自分の足をいかに綺麗にみせて世界の頂点に立つことで青春を費やしています・・・。人間は実に様々な場で自分の足の能力を生かして様々な人間力を築いてきました。中にもっとも有名なのは恐らく足お使って行う競技が一番激しいでしょう。サッカーのことです。日本人が世界のビック倶楽部で堂々とプレーしているのですが、プロリーグが出来てたったの20数年ですよ。人間の足の進化は実に著しいものですね。
 でも、実は人間って赤ちゃんの時に何とか頑張って立ち上がって歩き出した瞬間に、膝がリスクを背負うことになっていると、整形外科の先生が断言しております。理由はいかに簡単ですが、人間は元々、四足で歩くべきものだからです。
 ならば、そこ迄知っていたら何とか人間の足を長持ち出来る方向へ持っていくことは可能でしょうか。
 勿論、大いに可能です。現在の科学技術ではもはや不可能はありません。昨日もテレビでも膝が壊れない歩き方を紹介していました。人間の膝は実に敏感なものでほんの少しの無駄でも簡単に壊れそうです。私は真剣にこの番組を拝見したところ、4000年前からあった太極拳の理論と殆ど変わらないことで本当にびっくりしました。

一、足を外反、内反をせず、開いて歩かないこと。
一、足で蹴り出しながら歩かないこと。
一、左右にブレながら歩かないこと。
一、上下にはねながら歩かないこと。

歩き方だけを間違っていたら膝を壊してしまいますね。ましてこのような間違った動きで激しい動きをするから、膝が壊れないわけがありません。
人間は実に自分の膝を苛めていますね。

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