師馬岳梁の太極勁" /> 師馬岳梁の太極勁 | 呉式太極拳研究会

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師馬岳梁の太極勁

2014年2月22日

 この話題になると自分も結構躊躇しますね。先般、当研究会がfacebook pageを立ち上げた際、私の秘蔵映像である師馬岳梁による推手をアップしたところ、ヨーロッパの空手をやっている方よりこれは嘘だとのご批判があり、理由は「俺が空手やっているからこの人に触れずに人を倒している人間は嘘だ」と言います。勿論、言論の自由があり好きなようにさせて置きました。そして、嘘だと言われても仕方がないです。師馬岳梁は1998年に他界していましたし、自分とその門下はまだ先生程の太極勁を身に付いていません。そして、本日書こうとしているところはブログで「四方山」ですので一つの昔話として読んで頂ければ幸いです。人は生きていないから出典も挑戦も何も出来ませんが、まあ、四方山ですから、世の中にブログを適当に書いている人が何万人もいますね。自由に書かせて頂ければ幸いです。
 熟練した十三勢:馬師の十三勢の運用は本当に電光石火ですね。息子である馬江麟師との会話でこのようなことを言及していました。「親父の手にかかるといつも浮いている感じです」確かに私も師馬岳梁との推手でその無形のパワーに常に圧倒されていましたし、そして、やはり浮きますね。今になってやっとわかりましたが、師は粘勁を使っていました。そして、自分たちがどのように駆け引きをしようとしても、師の手はまるで吸盤みたいになかなか切れないでした。今考えてみると「連勁」ですね。時々、師と13式推手手法の中の中平肘を練習していて、自分も知らない内に背中が急に押された感じですが、「黏勁」です…、兎に角、自分達は師の手にかかっていたら本当に立っても座ってもいられないです。体は全然動いていないのにその空間の中に何か魔が住むようで理解出来ていない内に転んでいますね。勿論、馬師は女性や年寄りの皆に対してはなかり気をつけて推手をしていましたね。我々うちの数人の男の子はそれは大変です。我々がまた、力尽くで何とか師を一歩でも動かそうとしていましたが、やっぱり無理でした。師も時々、十三勢の靠勁も使ったりしますが、本当に軽く背中で掠る位で我々が皆重心を失ってしまいます。これもはっきり言って日々の努力ですね。呉師と馬師は毎朝六時起きで静かに「盘長架」と言って太極拳基本拳の長拳をゆっくりと練習していましたね。寝ぼはしたことがないですね。かつて自分らが教室を手伝っていなかった頃は呉師が七時半に公園に現れ、多くの人と一緒に太極拳の練習をしていました。馬師は何かの用事がなければ、住まいの二階で「盘長架」からはじまり、「八門五歩」気功から他の気功を一通り練習していつものように10時頃になったらやっとおりてきていました。当然のように多くの人と推手練習をしていましたね。時々、挑戦者も来ていました。
 得意技である折畳勁:馬師のこの「折畳勁」は当時の一番弟子である銭超群師も著書で絶賛していましたね。彼は馬師の実力をあまり信じませんでしたが、実際に交流して力尽くで馬師を倒そうとしたのですが、「折畳勁」にかなり飛ばされて靴と靴底が完全に分離されたとかで馬師を心より拝み、弟子入りを決心したいそうでした。私も数回食らったことがあり、自分が押した分の力が全部返されて気が付くと10数メーター先でしたね。自分も最近時々「折畳勁」を試したりをしておりますが、せいぜい、学生さんを一歩位移動するか少し重心を動かすかしか出来ませんね。馬師と比べれば、まだ実力の差が歴然です。
 信じられない凌空勁:先程、馬師が相手に絶対に離れない軽い手付きで随分我々が悩んでいましたが、でも、自分から離れて、師と手を繋がっていなければよいでしょうかと、懸命に手を引いていて、ついには離れたねと一安心した瞬間に、師と手は繋がっていないですが、どこから鋭いパワーが急に現れて気が付くと大体尻餅を付いていましたね。手が繋がっていなくても馬師の「意」は繋がったままとのことが忘れていましたね。馬師は本当に強かったです。
 神の領域の「鼓盪勁」:これは凌空勁の進化型です。全身のすべての部品や長期間の訓練によって柔らかくなり、そして、内勁で満ちている内に身の回りに小さなバキュームが出来、人が近寄ると急に真空に入った感じで身動きが取れないところか、急に無重力状態になってしまい体が本当の意味で浮いてしまいます。
 このように私達は太極勁と言う一つの奇跡を信じつつ日々修練しています。これを信じるか否かは個人のご自由ですが、私には言論の自由があって「四方山」を毎日のように書くのが楽しみです。

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