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山下清と張三豊の共通点?

2013年9月18日

 太極拳創始者張三豊のことをご存知の方でしたら本日のテーマは直ぐにピント来られます。大変恐縮ながら、この二方はいずれ精神分裂を患っていましたし、友に芸術の世界で成果を残されました。
 私は個人的に太極拳のことを芸術だと勝手に思っているのですが、だって、僅かの力で武道として何とか強い者と戦えることですので、人体の芸術ですね。
 だが、太極拳創始者の方は酷い分裂病の患者でした。中国語では「瘋」と言う字で分裂病を言い表すのですが、張三豊大師が本来、張君宝という名前があって、道士になると「動名」が付いてきます。大師は当時、毎日のように朝昼晩で決まった時間にわけがわからないことを言っていたとのことで「三瘋」と名づけられたのです。但し、「三瘋」という字はマイナス的なイメージがあり、瘋と豊は中国語で同じ発音なので「張三豊」になったのです。張大師は山下清さんと少し違いますね。連続して3ヶ月も寝たり(勿論、飲まず食わず・・・)、お腹が空きましたら桶でご飯を食べたり、一日中ぼけ~として亀の呼吸を観察しては真似しますし、色々な動物と動物の戦いを観察したら朝から晩まで真似していました。一本の樹を数年に渡って観察した後に、有名な「無根樹」の歌を詠んだという説もありますが、実際、張大師は字が書けないと多くの歴史研究家が申しています。現在の張三豊太極拳論などは後輩の王宗岳が代筆されたとの見方が一般的に言われています。
 ただ、考えさせられたのはもしも、張大師が分裂病患者ではなかったら今日の世界にはおそらく太極拳という芸術はないと思います。
 そして、全く違う分野の話しですが、山下清さんの絵も普通の画家さんでしたら真似出来ないものがありますね。
 何故でしょうか?
 個人的には私達は自分達の能力という相対的なものに対し、絶対的な自信過剰を持ち過ぎますので、その自信過剰がついつい足枷になってしまい、私達の感性が束縛されてきているかもしれません。
 張三豊や山下清さんは自信過剰喪失でしょうか自信過剰不全でしょうか・・・。結果的に豊かな感性が生まれていますね。
 謙っていけば、彼らの気持ちがわかるような気がします。

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