旧 太極拳よもやま話 未分類

太極拳練習時の体の高さ

2013年5月12日

 当然のようにこの話題になると足をどの位曲げるのかという話しになります。勿論、人間の膝が何れ程の角度、どの位の圧迫力、酷使状態で何年位持てるとの話しにもなりますが、残念ながら医者ではない私は話しする資格がありませんね。
 しかも、太極拳論にも太極拳の練習時高さについて一切、言及していません。
 低い太極拳の練習は綺麗です。但し疲れますと、この怠け者の私がいつも言い続けています。
 年を取った方の殆どの皆様はかなり高い姿勢で太極拳を練習します。
 整形外科の医者に伺ったところでは、人間の膝を酷使すれば早く壊れてしまうそうです。どうも、全身の関節の中で一番脆いようです。普通より体重がある方は膝が簡単に病気になるようです。
 という訳で、太極拳をやっていて膝を壊したのようなことは有り得るのです。本当に洒落になりませんが、現に私が知っている太極拳の先生の数人が膝に問題が生じています。必ずこれは太極拳の影響だとは言い切り出来ませんが太極拳を暫く辞めたら膝が治ったようです。
 呉式太極拳第3代目弟子の馬岳梁師は病理学の医者でもあり、彼も昔から極度に低い太極架の危険性を言及していました。彼の理論はこうであります。太極拳は無理をしない拳法です。「随曲就伸」は体全身の話しですので、膝だけを無理に曲げることがないそうです。
 皆様、是非太極拳で健康を手に入れましょうね。
 
 

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