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太極拳は地域によって違う進化を遂げます。

2013年8月14日

 太極拳は現在、皆様がご存知の6大流派の他にも様々な流派があり、一言規定拳と言っても、世界中には色々な違う規定拳がありその国によって変形していくことは今の世界ではもう当たり前のようなことです。その相乗効果や真偽はさっておいて、本日は少し、それぞれの流派の進化を少し考えてみたいです。
 はじめて陳家溝に足を運んだのは確かに23歳の時でした。丁度、収穫の時で農民でない服装の私を見て、誰もが白い目で見ていました。それもそうですが私は当時、農民のお洋服は持っていませんでした・・・。遠くから四天皇の一人が私の顔を覚えてくれているので声をかけてくれました。「お前手伝えよ!」と、四天皇が農作業で汗を流していました。写真も撮ったのですが、モノクロネガが見付かりません。結局、この稲を肩で担ぐことが出来ない私は脱穀の手伝いをしました・・・。昼休みの時に青年の数人が互いに不服して脱穀場で推手をしていましたね。皆が体がしっかりしていて力に満ちている厚い胸板でぶつかり合う程推手をしていました。私は一瞬、陳式太極拳は何故、発勁や跳躍動作を重んじることが物凄く理解し納得しました。
 呉式太極拳は道教宋遠橋十七世の太極拳を継承していますが、考えてみると道教の中で発展してきた太極拳自体はその独特な進化ルートがあり、陳家溝とは違う進化をしてきているはずです。勿論、道士の皆も能動はしますが農村の激しい労働ではないでしょう。そして、道士の殆どの時間は祈り生活になります。当然、祈る人は激しい動きも必要ない為、道教の太極拳も自然に柔らかなものとして進化しますね。呉式太極拳はその柔軟性と落ち着きさを取り入れてからは長い間、都会で進化を遂げてきた為、道教太極拳とあまり変わらない進化で今日に至っています。私個人的に陳式太極拳を見ていても何の違和感もなく受け入れてしまいますが、何事も地域によってその発展は違っても基本があっていればそれでよいです。
 他のいくつの流派も中国辛亥革命後都会で発展してきていることもあって、現在のところはどちらも陳式太極拳のような激しさを有することではありません。これも、生活習慣によって成し遂げた進化ですし、太極拳論はどの流派の本系もきちんと研究をしている為、形が違っても相乗効果は同じです。
 一番困るのは偽者太極拳大師ですね。何も研究せずに《大師》の看板を高く掲げている人達は太極拳と人類文明に泥を塗ることになります。
 それを防ぐ為にも、6大流派本系の方々に提案したいと存じます。皆さん、兎に角何も保留せずに本物の太極拳を一般の方々にお教えしましょう。我々の財産ですからね。私達は本物を一般の方々に教えない限り、いつになっても偽者太極拳大師が世を騙し続けてしまいますね。

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