太極拳の「基礎」という話し" /> 太極拳の「基礎」という話し | 呉式太極拳研究会

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太極拳の「基礎」という話し

2013年1月3日

 海外遠征が決定致しました。いかなる講演になるのか、私の中国語が問題にならなければよいですが…。少々心配ですね。とにかく、1月8日から1月23日迄の間、留守です。よってよもやま話も暫くお休み致します。(本当は毎日のようにいろいろなネタを考えるのは至難の技です)
 本日は故呉公藻大師の著書である《太極拳講義》の中で言及された「基礎」という箇所をそのまま訳してみたいと思います。
 太極拳は拳架(基本拳)が根本であって、推手で実戦に当たります。最初に基本拳を練習し始める時は最も重要であり、姿勢の正確さと中正かつ安らかが求められ、動作は緩和と軽やかさも大事です。これは入門の道ですが、学ぶ人は順番を守って進み、そうすれば無駄な努力を避け、近道を歩むことになります。
 中とは、心(脳)と気が中和されること、精神が清らかに気が落ち着き、その根っこは足のあり、通常は立つポイントになります。重心は腰椎にあり、所謂、名意源頭は腰隙にあり、という名言ですね。精神は内側に収斂し、外側に現さない。そうすれば落ち着いて中定を守れます。
 正とは、姿勢が端正でありこと。すべての姿勢は端正であるべき、斜めになっても傾いてもいけないです。ただし、それぞれの姿勢は全部違いますが、仰向いたり、下向いたり、伸びたり、縮んだり、すべてが「中正」とは言えないが、これはそれぞれの発勁(パワーを出すこと)によるし、意の方向にも関係し重心の所在を決めます。ということで重心は体の中枢であって重心がしっかり把握出来なければ開と合が旨く制御出来ますが、逆に場合は開と合が制御出来ないです。車輪と車軸というふうに例えられるが、車軸が車輪の中心になっていなければ進まないでしょう。基本拳の姿勢は正確さが一番大事です。そうすれば重心が安定します。相手の重心も常に牽制し、虚と実をしっかりと把握しましょう。
 安とは、安らぎですが、無理せずということです。自然体で安らぎを得れば気が滞ることなく、体中に充満するのでしょう。その理由は姿勢の安定、動作の均等、呼吸の平安、沈静した精神です。
 舒は、日本語(のべる?)とは違い、展開する意味合いを持ちます。所謂、先に展開を求め、次に収斂をしていきましょう。最初に太極拳基本拳を練習する時は姿勢の展開(幅を大きくすること)を求めなさい。前身の関節、すべて開けましょう。ただ、無理して力んで伸ばすことではなく、自然体の中で徐徐に関節を開けましょう。時間が立てば、自然とリラックスし、落ち着き状態が続きます。
 あまりにも長いので明日に続きを書くことに致します。
 呉式太極拳研究会師範 沈剛

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