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太極凌空勁について

2014年2月4日

昨今の中国太極拳界隈では阎芳氏の凌空勁事件で偽気功の取締迄展開するようになりました。
勿論、所謂凌空勁はそんなに簡単なものではないはずです。そして、今の私でですが、この凄まじい凌空勁はまだ習得していません。というよりもこのような最高級の太極勁はどれほど頑張っても中々身に付くものではないですね。今日は外が雪が降っていて、かなり寒いですが、先人はこのような悪天候であっても外に出て練習に励んでいました。私は凌空勁を経験していたのが師馬岳梁でした。本当に触れずに一メーター位離れていて、倒されたのでした。私は同門の皆に面子を上げても、師馬岳梁には一度も面子を上げることがなかったのです。というよりも面子を上げる必要がありませんね。師の手にかかっていたら体ごと浮きますね。後に自分の太極勁がある程度上達したと勝手に思うようになったところで師と再び推手をしていたら面白いことに遭わされたのです。師の手の動きに就いて動かそうとしたのですが、師の手は次第に軽くなり、最後に触れていなかった瞬間に自分が急に飛ばされたのです。凌空勁の体験はかず数えられない程でしたが、その時の次第に軽くなっていて、最後に触れなくなった途端の出来事は生涯忘れません。そして、これは自分の生涯おかけて修練する目標であります。勿論、殆ど無理であることがわかっていますが、どうしても諦められませんね。
 自分の生涯の中で凌空勁がきちんと使える人間は師馬岳梁だけでした。例えば、武式太極拳大師の赫少如先生も凌空勁らしい太極拳には達していませんでしたね。でも、歴史的な物語や伝説では凌空勁で人を飛ばしてしまう太極拳大師の逸話は今でも中国人の間に言い伝えられていますね。楊式太極拳楊少候大師も凌空勁使いの達人です。楊大師は幼少期、楊露禅大師の直指導を受け、太極拳にかける時間も本当に半端ではないですね。楊式家元の友達の話しでは起きている間に殆ど太極拳の練習をしていたそうです。楊大師と手を合わせる瞬間では何もないような感覚だったそうです。人間が目の前にいてその体を触るとまるでその人間がいないような感覚でしたね。私ならばその瞬間に体が硬直しますね。進んだ方がいいでしょうか、下がった方がいいでしょうか、本当にナス素手がないですね。推手時、手が極端に軽くなるといつか手と手が触っていなくても飛ばされてしまいますね。これはかなり長い修練が必要になり、しかも、階段ひとつずつを飛ばさずに上がっていく必要があります。勿論のように、しっかりした基本拳の修練、毎日の推手練習、八門五歩の習得、折?巌勁から鼓盪勁を時間をかけて諦めずに修練していけば、体全体に何一つ硬いところが無くなっていたら、凌空勁もまったく神話の世界ではないはずです。歴史的み見ると少なくとも楊少候大師、宋書銘大師、呉鑑泉大師は実際に習得していましたから、太極拳を修練している人間は誰でもこの可能性が残っています。勿論、見せる為の互いに演技をして、触った瞬間に自分から逃げていく事で何かを作るのならば、互いに太極勁的進歩は皆無でありましょう。昨今、自分に向かってくる弟子に対してひどく怒る師匠や先輩もいますね。推手で面子を上げることが家元ではまるで大相撲の八百長みたいに当たり前です。先輩や師匠の人はあまり熱心に練習しないし、推手になるとどうせ、譲ってくれるからいい…、と言う習慣はもうそろそろ無くしたほうが良いのではないでしょうか。弟子に押し出されても自分自身に責任があって、怒っても太極勁の上達になんの益もありませんね。
 凌空勁は習得可能な太極勁です。かつての太極拳大師の一人が初心者から凌空勁迄のプロセスをこのような詩で現していました。ご参考になって頂ければ幸いです。
禄禅、班侯、梦祥间,三世心传凌空难。
我今道破其中秘,洞彻全豹反掌间。  
只因传功皆口授,未尝公开告世人。  
且幸恩师多倚重,教我其中步骤全。  
如今说明其中义,节省时间又便传。  
先须琢劲练到手,再练荡劲不费难。  
透空诸劲都学会,?蟻哈?畚气亦练全。 
彼此呼吸成一体,牵动往来得自然。  
此时再学凌空劲,坚持功夫一二年。  
手舞足蹈随心意,至此方叫功夫完。  

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