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旧 太極拳よもやま話 未分類

体操も太極拳も

2013年10月5日

 内村選手の四連覇は世界の体操歴史記録を作りましたね。1980年代に中国人選手の李寧という人間も当時国際大会で10個の10点満点を出したことがありますが、その技の内容は恐らく現在の女子トップレベルより難易度が低いものですね。2013年男子体操の技の中に、F難度は31個でG難度は11個あり、空中の速さで私のような素人ならFかGかは区別もつきません。そして、男子の技には新たに二つの「しらい」がつきましたね。恐らく日本人のような繊細なボディーバランスでないと中々上手くいかないような気がします。
 そして、およそ30年間の歳月で女子と男子の差がかなり縮みました。日本女子体操選手が男子G難度の「リ ジョンソン」を練習していて、もう既に普段の練習では成功しているとか・・・。念のために繰り返しますが、男子のG難度ですよ。あの内村選手が三回捻って速すぎたのでレフリーが勘違いして採点を見直した有名な話の時の技です。恐ろしいことですね。
 だが、体操選手は皆、怪我が付き物のようですね。
 この点では、私の分野の太極拳も同じですし、他の武道や体育も多なり小なり怪我が御座います。私も細心の注意を払って怪我から身を守ろうとしているのですが、大概、人間というかなり弱い動物の体で動かすことを実行すると怪我はもはや免れないものだと思います。その為に、私の太極拳教室では現在、プロ一般を問わず激しい「活歩推手」や「太極拳快架」を教えていません。時間をかけて一人ひとりの身体状況を観察し機能的なことがある程度クリアする迄待つことにしております。何難度と比べることが出来ないですが、自分も激しい太極拳技で難度も足を捻挫してしまうことがあり、教える立場に立つ自分がそれぞれの年齢にあった運動量や難易度を工夫することで結構時間が必要であることが、太極拳研究会が一般の方も取り入れた今年のはじめのあたりからようやくわかりました。
 太極拳研究会や教室を経営することは人様の体を預かって、その御身を良い方向へ導くものですが、但し、大変かなりことで今のところ、太極拳流派問わず、伝統競技問わず多くのの師範から太極拳家元継承者迄膝や背中を壊し、酷い方は膝の手術までされていますね。その中に5連覇、8連覇、10連覇の方もいますし、太極拳大師もいます・・・。勿論、このような事実を公表すると商売的にはかなりマイナスを喰らいますが、でも、鍛えられている先生さえ非合理的な太極拳により怪我されていますので、その教室に通っていらっしゃる一般人の方のことを考えると私は不安で仕方がありません。そして、現在怪我をされていて私の助けを求めてきた方に対しては自分の休み時間を犠牲しても何とか対応して様でございます。
 ということで、多くの方々のご批判を覚悟の上で、「四方山」の場を借りて、名指しせずにこのような事実を公表していきたいです。(名指していたら二回三回分の四方山で恐らく名前だけで埋まります)プロの体操選手は強靭な肉体を持っていながら、プロの医療チームがサポートしていながらも怪我との戦いを続けていますね。(野球も同様)昨今、世界中に太極拳を修練している一般人の方々は内村選手のような強靭な肉体もなれば、かつての張三豊や呉鑑泉のような極めて柔らかい肉体を持っているわけでもありません。皆弱者です。弱者の身体状態を把握し、弱者の弱い膝や背中を守ることが太極拳の本来の趣旨でございます。
 太極拳教室の先生方、責任を持って経営しましょう。弱者を守りましょう。

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