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人間(第十五)

2014年2月16日

昨日は私が太極門「授受論」を説明していましたが、早速、本日の太極拳レッスンでは一人の生徒さんより、昨日の四方山話で言及した四種類の人間の中でどのような人間には太極拳を教えないのかと聞かれました。私はこの方に昨日のいずれのタイプの人間にもご希望があればお教えしますよと申し上げました。理由は古代道教の授受論にはどのタイプの人間は太極拳を教えないと言うふうに書いていないからです。「授受論」は伝説によれば中国唐朝の末期に許宣平師によるもので当然のように近代社会ではこのような古典的な人間模様とは限りませんね。近代社会では単なる強い人間と弱い人間の二種類でその中にはそれぞれ、更に二つのタイプで分かれるような分け方では無理に決まっていますね。日本語ではかなり昔から十人十色と言う四字熟語があり、西行革命後は世界のどの国も人間が日々複雑になってきたことは事実です。そして、太極拳祖先が気付いたことで今日迄継続しかなり発展nしてしまったことも多々ありますね。「授受論」で言及された同じ師匠に師事している弟子の皆が性格によって拳法テクニックや太極拳理論の説明が皆違うのであれば、今日の五大流派や東西南北十小流派、そして世界中の様々な無極流派も祖先の予測通りですね。言い換えれば、太極拳はその特性でこのようになることは一つの自然規律とも言えるのでしょう。
 そして、今日の一般社会での人物像は当然のように「授受論」に書かれている四種類の人間よりもかなり進化してきたはずです。単純に計算すると本日に世界人口は中国唐朝の頃と比べれば訳百倍も増加していることが人類学者の研究で分かっています。このように沢山の個性で組み立てられている社会では、人間の分類なんか今日ではほぼ不可能に近いではないでしょうか。人間心理学的にも人間を三種類で分けたりしておりますが、具体的には一人ひとりをきちんと付き合ってみない限り、個々とのコミュニケーションは無理でありましょう。こうなると近代の言葉の中に古代人がどうしても理解出来ない言葉が出てくるはずです。古代の戻ることは不可能ですが、近代人が言っている「人脈」やコミュニケーションなどの言葉は古代人ならどういうふうに理解するのかは自分はいつも興味津々で憶測をしています。勿論、古代人口が少ない為、何かのしっかりした人間哲学で何でも簡単にまとめてしまいますが、近代社会では哲学自体があまり人気がなくて、哲理的な分析では多種多様な人間模様には相応しくないのも仕方がない話しです。
 研究しきれない人間、語り尽くせない人間、自己不信の近代人、中退した母校では長年に渡り、人間学部を設けてあり、何とか人間を研究し分析したい気持ちはよくわかりますが、授業内容自体が哲学っぽい為、結果的に近代社会とは少し無関係な人間学になっており、今日では撰修する者は年年減っているそうです。そして、社会一般的にも哲学と言ったら、殆どの方が暗いと言ってしまうことは全然、珍しくないです。近代社会はもはや、何事に対しても腰を据えてしっかりと分析や研究をしていく時間が作られなくなってきました。そして先進国ではマニュアール社会が進み、対人関係があまり複雑になることは当然のように避けられています。「愚痴をこぼすな」との一言でほぼ、すべてが人間が現在のあまり保証されていないところで、下手に自己主張してしまったら、当然のように会社管理者の皆様がかなりい仕事がし辛くなることもしばしば起きていますね。唐朝みたいに落ち着いた環境で様々な研究を実施することは今日ではもはや非可能のことに近いです。しかし、最近の私が語り続けて来た人間模様はもはや一歩近くで様々な人間を観察している記録に過ぎませんが、何かの学説になり人間学的に用いられることもありません。
ただ、様々な人間を広げて自分達をも含めて人間を観察するとの習慣付けのような試みにすぎないです。
 人間に関しては、常に自分自身の意識の糾明が行われていなければ、自分自身の目標という物は段々と失っていきます。そして、人様の欠点を目の当たりにしたら、自己点検をする絶好のチャンスだと認識しておけば、近代人も古代人のように何事にも落ち着きさが戻ってきますね。

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