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一人ひとりの異なった太極拳

2013年7月30日

 いつものように私は多くの人に太極拳とは一つの思想のようなものですよと、繰り返しをしております。太極拳自体は一つの固定した思想ならばその固定概念も違う人の身上で現われてくると違ってくることもいかにも哲学的です。人間の脳は誰一つとも同じものである可能性は不可能に近いですが、その脳の支配下で行われる太極拳、いいえいいえ、人間のすべての行動は異なっていてもいいし、実際、人類一人ひとりは異なる行動、異なる思想を持っていても全然違和感は感じないです。
 ということになると、太極拳は古代道教文化の一つで個々を大切にする文化になるので、動作を綺麗に揃う団体種目であるべきとはなかなか、考えられません。新体操やシンクロのようなスポーツでは団体の揃った動きを大切にしておりますが、でも、ところで個々を出張するように個人や一部の選手のソロ演出も含まれることになります。この世には団体精神の元で集団の和を表現することもあれば、個性を生かすことも当然、どの国にも大切にされています。
 そして、もう一つ言及したいことがありますが、これは太極拳は厳密に言うとスポーツではありません。太極拳はもはや、文化であり美学でもあります。ということになると、太極拳の基本さえ守っていれば、それぞれの美を表現してもよいはずです。90歳のご年配の方だったら足は上がらないし、背中も常に曲がっていますが、この曲がった背中を見て私は最近、美しく思うようになってきました。20代の若いお嬢さんは私よりももう少し足を高く蹴り上げることが出来ますね。私はいつも褒めながら重心を崩さないようにお勧めしております。38年も太極拳をやってきた私は最近、頚椎、胸椎、腰椎の一節ずつが微妙に離れてきていますが、これもこの私の独特な太極拳でよいと自負をしております。
 太極拳はそれぞれの身体能力に合わせて設定するものであることは当たり前です。歌手で例えてみるとこうなりますが、ある人はイタリアオペラ歌手のようにHi Cが出ていて、ある歌手はテレサ テンのような美しい音色で人を魅了して、ZARDはいつも人を励まし詩を書いては天然美声で歌いますが、太極拳も同じです。但し、例えばある歌手が音程が滅茶苦茶ならば話は別ですが・・・。

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