太極拳理論は哲学的なものが多く、説明する側もついつい難しい文書をざっと並べるようになりました。気が付いたらクリスマスイブで最も太極拳の古典的理論を説明していましたね。
また、ふざけた話しをしているのはいつもの呉式太極拳研究会師範の沈でございます。老子のキリストですか。全く違う時代の人物ですが、どのようにしてその?壓がり見つけますでしょうか?
随分、難しい話ですが、ただ、老子もキリストも古典哲学者です。実はこの二人の考えがかなり近いですね。両者のどちらも非常に柔軟な人生観を持っています。その論点はまた、かなり違いです。本当に不思議なものですね。
老子は道徳経でこのように話しています:「世の中で最もしなやかなものは、世の中の最も堅いものを貫通する。無はすきまのないところに入りこむ。ここで私は、行動のない行動の価値を知り、言葉のない教えの価値を知る。行動のない行動の価値に匹敵できるものは世の中に何もない。」
キリストはこのように話しています:「この世に最も弱い人が実は最も強いです。何故ならば、私が最も弱い時は、最も強いからです。」
時代はおよそ3,000年も離れていますが、考えが殆ど同じです。そして、老子の思想が太極拳となりましたが、その太極拳がまた、キリストの文化を受けていた人々にも深く愛されています。
太極拳は本当に素晴らしいものですね!
呉式太極拳研究会師範 沈 剛
たまには、気楽な話し?!
2012年12月25日