近くの神社管理者と交渉しましたが、太極拳練習の場としての使用は無理とのことでした。慌てて近くの色々な公園を探して見ましたところ、
東村山市が市民に農業を体験して貰う為のちろりん村は公園になっていて、行ってみたら土はかなり良いとのことです。でも、自分は夜に練習するという習慣がありますね。やはり、人に声をかけられたりするとなんとなく集中が出来ないです。
そしてそして、夜になって行ってみたらなんと真っ暗でした。東村山市ということもあって星空はまま綺麗に見えますね。勇気を出して練習してみたのですが、何故か真っ暗の中で体が自然とバランスが悪く、いつもの出来とは程遠いでした。人間は環境を変えるとこんなに変わるものですね。
でも、考えてみるとかつての道士達は山の上で自給自足して、時間があれば「小九天後功法」や「十三勢拳」などを、現代の素晴らしい環境の中で練習出来るとは考えられないですね。電気もない時代では恐らく、真っ暗の中で凸凹の山道で一生懸命練習していましたね!私のような怠け者はまずいなかったと思います。そして、楊式太極拳創始者である楊露蝉大師は陳家溝で昼間は耳が聞こえないふりをして陳家の雇い人として働きながら、陳家の太極拳を目で見て暗記し、真夜中になったらひとりで練習していましたが、勿論、当時も電気がない時代でした。本当に先人の忍耐強さに頭を下げますね!
東村山市の公民館は決まった時間割で会議室を貸す為、なかなか利用しづらいですが、今後も、自分の練習が各公園になります。色々な悪い環境の中で鍛えた太極拳こそ本物だと信じてやります。