旧 太極拳よもやま話 未分類

人間はいつも過去を懐かしみます

2013年10月30日

 このようなテーマはやはりどう見ても太極修練と関係ないように見えてきますね。昼間に横浜天宝堂担当者のパンダ様(何故パンダなのかはいまだによくわからない)より「四方山」一周年のお祝いが届き、かなり素敵な作品ですので早速、本日の写真として使わせて頂きました。パンダ様の作品でかなり感激し、研究会を立ち上げた時点での色々な辛さが何故かどっと湧き出て来ました。作品のバックにある四方山の前に佇んでいる頭が近く人は何故か自分のように見えてきますね。私は何もないまま、四方山だけあって、そして、数人の競技太極拳経験者の方が見学に見えていたのですが、しょっぱらから呉式太極拳が非常に簡単な太極拳だと決めてあって、いざ練習するとお顔が真っ青になり、すぐに帰られたこともあります。勿論、複数の中国武術を同時進行でやっていて、呉式も興味があるからきたとのことで、私はおそらく無理ではないかとのことをお話をしましたが、無視されていて、実際に練習するようになると呉式太極拳の左右非対称の動きに四苦八苦でしたね。やっぱり断念したそうです。一度はこの私の呉式太極拳家元の太極拳なら日本では一般の方々には無理だとも思ったことがありましたね。でも、間もなく、四方山に興味があって一般の方も現れ始めました。
 「太極拳よもやま話」の発想は当研究会のホームページを手がけた笠井さんというデザインナーの方の考えでした。理由は検索が良い方向へ向かって行けるとのことでしたね。でも、この頃自分のページは太極拳で検索してもあまり見つからない位に目立たなくなっていますね。暫く検索しないと新しい太極拳教室は沢山出てきますが、中には有料の広告迄やっている教室もありますね。わたくしはお金を使ってでも生徒さんを取ろうとしておりません。逆に自分からお断りをする場合もございますね。どのような方を断っているのかち聞かれると、まずはあまり同時に沢山の中国武術や日本武術を修練している方です。その方々は多くのものを意識して記憶していく義務があり、気功術でもある呉式太極拳を修練すると「偏差」お起こす確率がかなり高くなりますね。また、他の流派の太極拳を随分長い間修練していて、呉式太極拳の推手だけを学びたい方も断っております。そして、遠方の方ではないのに、月一回しかレッスンをしない方もお断りしています。理由は簡単ですが、このような勉強はご本人様になんかの問題が起きてしまう恐れがあり、これを未然に防ぐことも太極拳研究会としての最低限度の基本だと存じております。
 そして、研究会をやって暫く経った所で、少しおかしなルールも作りました。昨今の太極拳教室で見学が有料のところも存在している中、私は敢えて無料の見学を三回と決めました。これではサービスし過ぎるのではないかとの声もありましたね。自分は今でも三回の無料見学という条件がクリア出来ない方の入会を許可しないことにしています。理由は簡単ですが、この研究会でストレスと言うものを最小限に抑えることを大事にしているからです。勿論、無料見学の前に一度の話し合いも必ずお願いしています。この浮世の中で人間同士で互いに合わないケースは沢山拝見しておりますが、たっぷりの時間を希望者に与えて、結果的に入会するか否かは希望者ご本人がお決めになりますね。入会の時に少し時間がかかったりしますが、これも、その方が今後、当研究会の中で気楽に勉強が出来ることを願っての判断でございます。色々な方には違う例えをしていますが、ある方には、この研究会を一つの浄土にしたいとか、または桃源郷にしたいとか・・・。とにかく、和気藹々で楽しく自由な時間を皆で共有したいですね。だって、太極思想自体がこのような境界でございますが・・・。

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