古代の人々は武道で身を守り、戦場では敵と戦う手段でもあります。でも今日は戦場へ行くともう殺傷力がかなり強い武器と武器の戦いになります。当然のように武道は必要が無くなってきます。そして、今日の武道の魅力と言ったら五輪に出れるかどうか、国の規定大会に出られるかどうか…、連盟の大会、健康的などが考えられます。勿論、忙しい近代人ですし何とかして武道の実力を上げなくても自分の命の危機がない為、古代人のような強い武道家はもういないです。
そして、この捻くれの私ですが、何とか近代人が武道を学ぶ理由を探してみました。一度テレビ番組でストレスを発散する為に、いくらか支払いと色々な食器を割放題出来るお店があるそうです。結構な商売だそうです。近代人はかなりのストレスと一緒に生きていることは確かですね。勿論、ストレスに関してはいくつの対処法があり、人によっても大分違います。お酒を飲めば一時は忘れてしまうことになります。毎日飲めば体を壊すことが多いでしょう。(毎日飲んでも100才迄生きる人もいる)密閉した部屋で大声を出して叫ぶことも一つの方法ですが、でも近年の医学の分析ではあまり大声を出すと肝臓や胃などに悪いことも判明しています。そして、最も用いられているストレス対処法はおそらくなにかの趣味を持つことです。自分的にはこの方法がもっとも合理的で一人の人間にとっても一番リフレシュ出来るはずです。ただ、趣味によってはかなりお金かかるものもあればあまり投資しなくても気楽に出来るものもあります。
近代人の武道学習者の多くがストレス対処法の一つとしてやっていますね。ストレス対処の他、武道をやると精神力がアップし心身とも鍛えられることもある程度見込められます。そして長引く不況下ではあまりお金をかけない趣味が自然と流行るようになります。
ただ、我が国に於いては従来、武道好きなものが多く、伝統武道も五輪の正式種目になる程です。日本人は武道好きですね。
武道とスポーツの違いは日本人だった誰でもわかりますが、日本のようないにしえよりの文化を何とかして守る国は「道」がきっと花を咲かせます。
武道で申すと伝統を無視したらスポーツへと変化してしまいますが・・・。
最近、他の分野も心配事が起きています。「スーパー能」という近代の言葉で行う能ですが、いかなるものになるのでしょうかね・・・。
2013年の今日に武道?
2013年6月16日