旧 太極拳よもやま話 未分類

董勁と言う言葉(続きあり)

2014年2月27日

 これを話題にすることもわたくしは結構悩みました。この中国語を直訳すると勁が分かるようになることになりますね。そして、太極勁と言う今日まであまり触れていない日本社会では董勁の話しになると大概の方が抵触があり、世の中ではあまり知られていない話題を口にすると異論っぽく聞こえてくることは、複数の大学の人間学または国際比較文学の研究で分かっています。でも、数十年前の太極拳界隈で太極拳を論じ合うと「太極勁」や「董勁」がいつものように話題に挙げられていました。幸い、yahooブログはwikipediaみたいにすべてに関して出典と言う根拠付けが必要ない為、今日迄の私は異色と言われつつも世界の中であまり言わなくなってきた「太極勁」や一般的に言われている太極勁と関連していない太極勁を言い続けてきました。そして、親友の方々も心配そうで「太極勁」だけではご飯は食べていけないでしょうと箴言をされる方も多いですね。勿論、これは世間一般的には異端だとの見解が多いでしょうから私があまりにも「董勁」などお話すとまた、呉式太極拳研究会を立ち上げた頃みたいに挑戦者も現れてくるのでしょうが、でも、どうしても交流したい方は歓迎致しますよ。顔を殴るのならばせめてメガネだけは外させて頂ければと、これは自分の顔のことではなく、殴りたい人の手が怪我するかもしれないからです。でも、まだ一度も殴られたことがないですね。
 このような覚悟で今日は「董勁」、つまり、太極勁を理解することを分かち合いたいと存じます。王宗岳先生より楊家を通して、当派への「太極法説」では「董勁先後論」と言う説があり、一部の文書はこのようになっています。「夫未?条劲之先,长出顶、?患、丢、抗之病,既?条劲之后,恐出断、接、仰、俯之病。然未?条劲,故然病亦出,劲既?条,何以出病乎?缘劲似?条非?条之际,正在?姶可,断接无准矣,故出病;神明及犹不及,仰俯无着矣,亦出病。若不出断接仰俯之病,非真?条劲弗能不出也・・・」これはまず、私が現在、研究会の学生の皆に話している太極四病説が入っていますね。董勁していない時はいつも、顶、?患、丢、抗の四病を犯しますが、董勁したあとは断、接、仰、俯の四つの問題が怖いでしょう。でも、もう既に董勁しましたから何故また、問題が出てしまうのでしょうかと、実は一般的に董勁と言っても太極勁がわかったようではっきりわからないようで曖昧しているところでは、はっきりと相手様に手を切ってしまった方がよいかまたは繋いだままがよいのかで問題が出ます。そして、まだはっきりと「神明」状態になっていない状態の時も、体を後ろに倒すか前へ倒すかが確定出来ずに、やはり問題が出ます。本当に断、接、仰、俯の問題を解決したのならば、本物の董勁になるのでしょう。と、ここまでは今回に意訳になります。
注意:続きあり

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