旧 太極拳よもやま話 未分類

太極拳、気功の難しさ

2013年9月26日

このような話しは誰でもいつかは聴きますが、太極拳をやっていて元気になったとは言え、実際に色々な方は怪我と戦いながら練習していますね。気功の世界は多分、これ以上に大変ですが、最近になって分かったことですが、日本という国は実にどの武道も練習時間が少ないですね。皆様が仕事をしながらご自分の余暇という時間を使ってやっていますし、実際に教室や研究グループの先生方に皆は経営や教えることでいっぱいいっぱい状態です。武道のどれも練習しなければ進歩しないし、特に太極拳や他の内家拳は一日でも練習しないと感覚のずれは生じることは私の経験になります。まして気功というものになるとすべてが練習時間で気の運用が上手くいくことになりますので実に練習と経営が上手く両立することが難しいし、世界的な忙しさで気候自体もいかに練習しなくてもよい気功術が流行るのがなんとなくわかります。
 このように最初に結果をはっきり言ってしまう文書ですが、日本語の起承転結的な考え方からだとあまり良い文書とは言い切れないですが、お忙しい一人ひとりのことを考えるとこのように最初から結果を言ってしまうことは近代社会的に相応しいです。結果を言ってしまえば最後迄文書お読まなくてもよいですね。あまり好きではない結果でしたら最初の段階で読むのを止めればよいですね。
 とは言え、折角文書を書くわけですので、出来るならば誰でも自分が書いた文書を皆に最後まで読んで貰いたいです。「四方山」の一言と言っても時間と研究が重なっていて、それに太極拳と限られているテーマーに中で毎日のように書くわけですので、専門知識以外にも言語や文書力、またはある程度の社会の適応性が必要になります。しかも、魅力的な文書や上手い具合の冗談が交えていなければ、無味乾燥な文書は誰も読んでくれませんね。少し前に自分が千夜一夜の思いを皆様に明かしたことがあり、この四方山を書き続けることで自分は小説家にことを大変尊敬するようになりました。
 では、この太極拳や気功のこのような難しさをカバーすることは可能でしょうか?と聞かれると、勿論、可能だと私は言い切ります。但し、世の中で何かを遣り通すとなるとある程度の犠牲が容儀無くさせられます。本題の太極拳は本来、一つの気功術としても極普通に通りますが、そうならば気功の基本になると、静かな環境が大事です。気功に世界で一番タブーとしているのが雑念ですが、この社会で生きている限り、静かになることは結構難しいです。そして、社会の色々な仕事や近代人にとって無くてはならない様々なお遊びはかなり時間がかかりますし、やっと一人になって太極拳を静かに修練することになるとその瞬間は実にいろいろなテーマの雑念がぞくぞくと出てきますね。はっきり言ってこのような太極拳や気功への妨げは近代社会には沢山ありますね。
 では、どうすればいいでしょうか?これはもはや太極的生活をしなければならないかもしれないですが、一言言っても中々実現出来ないのが現実的です。近代社会のリズムは太極拳とあまりにも違いが大きいので、この浮世の中で頭の片隅に静かなワンシンを作るのが一人ひとりの精神力にかかっております。何とかしましょう。

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