周氏は最初、兄弟子の馬江豹氏の仲間でもある為、江豹より呉式太極拳基本拳や推手などを学んでいました。改革解放で江豹氏はドイツへ渡し呉式太極拳を教えることになったのですが、出掛ける前に自分の仲間を父である馬岳梁大師に紹介し、周展芳氏は引き続き馬岳梁大師に呉式太極拳を学び、馬岳梁がなくなる迄と続きました。馬岳梁大師が亡くなる数ヶ月前に大腸がんの為に手術が必要でしたが、手術の為に入院をする朝、馬師は周展芳氏と最後に推手したと伺っております。馬師の最後の言葉はこうでした。「僕はまだ呉鑑泉師より手が重いだ!呉鑑泉師はこの位だね!」後に周展芳氏はこの位を私に教えてくれたのです。これは、驚く程でした!殆ど触っていないですね!
周展芳氏は数多くの弟子の中で最も優れており、馬岳梁師は晩年、外国人の学生を彼に任せる程の実力でした。近年、周氏と推手をしてみたところ彼はまさに馬岳梁大師にかなり接近していることが分かりました。周氏はかなり真面目な人間でいまだに彼が一人の弟子も取っていないです。その理由は自分がまだまだ発展途中であることです。現在、我々弟子の中で何か忘れかけてしまったものがあれば、皆彼の元へ行きます。
欧州の方々も彼のことを大々的に宣伝しています。彼は私にとってまさに第二の師ですが、彼は謙遜でいつも私と兄弟のようなお付き合いしかしてくれません。
彼は現在、上海で数人の仲間しか教えていません。
太極拳を愛する皆様!今回は欧州人の英文のページを紹介させて頂きます。伝統呉式太極拳は世界中に知られています。
是非、ご覧ください。