太極拳をやってて何か変化があるのとよく聴かれます。そして、今日の多くの太極拳連盟や教室のキャッチコピーを見るとどこも太極拳は健康で長寿になることを訴えていますね。まるで、長寿国日本はすべて太極拳で築き上げたようにさえ感じます。但し、一つ絶対に出来ない実験がありますが、一人の人間の一生を太極拳をさせることとまったくさせないことです。そうでもしなければ、皆様が現在やっている太極拳が本当に健康と長寿効果が現れるかは分からないからであります。
なんでこのわたくしがこのような変わったことを申し上げているかというと、昨今の「太極操」を見ていると殆どは太極拳論と正反対のことをやっていますね!でも、太極拳論と正反対にして練習するとどうなるのかはわたくしも実践したことがないので勝手に結果を申し上げることは言語道断なので辞めておきますが、少なくとも間違いは間違いです。
本題に戻りますが、本日に基本拳練習は昨日と若干違っていました。私は虚歩の時(合に時)に足の踵の一点に深く注意を払いました。なるべくかかと一点で体重を受けることを注意して練習していました。そうするともう一つの足の逆丁字歩が上手くいたし、左右分脚や?燼脚?犢脚時の安定感も昨日よりはよいでした。最後は子犬がやってきて足を舐めたので、若干散漫になり、更に飼い主が大声を出して叱った関係で少し息が乱れたのですが、やはり自分はまだどのようなことが起きても動じないことが完璧に出来ていない証拠です。
より正しい太極拳を今日一日の為に修練しましょう。明日の朝に起きていたら明日は太極拳の繰り返しの連続ですが、一日の違いは誰も分かりにくいですが、一年経ったら太極勁の違いは通常ならわかります。太極勁は毎日の積み重ねです。スポーツだったら一日の練習では大分筋肉が付きますが、太極拳では一日の練習では太極勁が殆ど付きません。これが太極拳の最も難しいところです。
今日と昨日の違い!?
2013年7月2日